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    東京キャラバン公開ワークショップ

    野田秀樹
    Hideki Noda

    監修

    1955年、長崎県生まれ。劇作家・演出家・役者。東京芸術劇場芸術監督、多摩美術大学教授。東京大学在学中に「劇団夢の遊眠社」を結成し、数々の名作を生み出す。1992年、劇団解散後、ロンドンに留学。帰国後の93年に演劇企画製作会社「NODA・MAP」を設立。「キル」「パンドラの鐘」「オイル」「THE BEE」「パイパー」「ザ・キャラクター」「MIWA」「エッグ」など次々と話題作を発表。故中村勘三郎丈と組んで歌舞伎「野田版研辰の討たれ」「野田版鼠小僧」「野田版愛陀姫」の脚本・演出を手掛けるほか、海外の演劇人と積極的に作品を創作するなど、演劇界の旗手として国内外を問わず、精力的な活動を展開。2009年名誉大英勲章OBE受勲。2009年度朝日賞受賞。2011年紫綬褒章受章。2016年1月〜4月、NODA・MAP第20回公演『逆鱗』を東京、大阪、北九州にて上演予定。

    Photo / Mitsuru Goto

    日比野克彦
    Katsuhiko Hibino

    監修補佐

    1958年 岐阜市生まれ。アーティスト、東京藝術大学美術学部先端芸術表現科教授。 1984年 東京藝術大学大学院卒業。'80年代ダンボールを使った作品で注目され、'82年に第3回日本グラフィック展大賞受賞。'83年第30回ADC賞最高賞受賞。'86年シドニー・ビエンナーレ 出展。'95年 ヴェネチア・ビエンナーレ 出展。'99年 毎日デザイン賞グランプリ受賞。近年では、地域の人々と制作を行いながら、受け手の力に焦点を当てたアートプロジェクトを展開している。 主なアートプロジェクトには、'03年~越後妻有アートトリエンナーレ 大地の芸術祭「明後日新聞社文化事業部」発足、同時に「明後日朝顔プロジェクト」を開始。 '07年 金沢21世紀美術館「ホーム→アンド←アウェー」方式、'10年~現在 瀬戸内国際芸術祭「海底探査船美術館プロジェクト 一昨日丸」を発表。 主な監修作品・展覧会には、'12年 ぎふ清流国体・ぎふ清流大会 総合プロデューサー。'13年 より「六本木アートナイト」アーティスティックディレクター'14~'15年 日本財団アール・ブリュット美術館合同企画展「TURN/陸から海へ(ひとがはじめからもっている力)」監修。'15年 ぎふメディアコスモス みんなの森 ・みんなのギャラリーにおいて「みんなのアート」展 企画監修。 主な役職として、日本サッカー協会理事。東京芸術文化評議会 2020年の東京の文化政策検討部会 専門委員。‘15年4月より岐阜県美術館 館長を務める。

    Photo / Nobutada OMOTE | SANDWICH

    名和晃平
    Kohei Nawa

    美術・空間構成

    1975年大阪生まれ。1998年京都市立芸術大学美術科彫刻専攻卒業。2000年同大学大学院美術研究科彫刻専攻修了。2003年同大学大学院美術研究科博士(後期)課程彫刻専攻修了。独自の「PixCell = Pixel(画素)+Cell(細胞・器)」という概念を機軸に、ビーズ、プリズム、発泡ポリウレタン、シリコーンオイルなど様々な素材とテクノロジーを駆使し、彫刻の新たな可能性を拡げている。2009年京都・伏見区に創作のためのプラットフォーム「SANDWICH」を立ち上げ、様々なジャンルのクリエイターや学生たちと共に数多くのプロジェクトを展開している。2010年、「第14回アジアン・アート・バングラディシュ2010」にて最優秀賞を受賞。2011年、東京都現代美術館にて個展「名和晃平―シンセシス」を開催。2013年、韓国のチョナン市に大型彫刻《Manifold》を設置。同年「犬島『家プロジェクト』」、「あいちトリエンナーレ2013」に参加。2015年、パフォーマンス作品《Vessel》にて舞台美術を担当。同年ロンドンのPACE LONDONにて個展「FORCE」を開催し、国内外で活躍している。