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アーツカウンシル東京のスタッフや外部ライターなど様々な視点から、多様な事業を展開しているアーツカウンシル東京の姿をお届けします。

東京アートポイント計画通信

東京アートポイント計画は、地域社会を担うNPOとアートプロジェクトを共催することで、無数の「アートポイント」を生み出そうという取り組み。現場レポートやコラムをお届けします。

2017/10/25

ネットTAMでプログラムオフィサーが連載中! ~実践編「アートプロジェクト」~

nettam
ネットTAM講座 実践編「アートプロジェクト」で東京アートポイント計画が連載中。

東京アートポイント計画がお届けする『実践編「アートプロジェクト」』

冷たい雨や北風吹く日が続き、早くも冬の気配を感じる東京の今日このごろ。芸術文化界隈では、一年で一番忙しいイベントシーズンですね。そして気づけば、2017年度も下半期に突入!

東京アートポイント計画チームの2017年度目標は、「言葉をつかう、仲間を増やす」。今年度は、情報発信やリサーチ、ネットワーク形成に繋がるような企画を実施しています。その一環で取り組んでいるのが、アートマネジメントに関する総合情報サイト「ネットTAM」(運営:トヨタ自動車株式会社、公益社団法人企業メセナ協議会)での連載。

『ネットTAM講座 実践編「アートプロジェクト」』と題して、アーツカウンシル東京 東京アートポイント計画のプログラムオフィサー達が全8回のシリーズ記事を執筆しています。

プログラムオフィサーが執筆した、これまでの記事をご紹介します。

6月の連載スタートから4ヶ月。全8回のうち、4本の記事が公開されました。

連載の出発点となっているのは、このブログでもご紹介している『東京アートポイント計画が、アートプロジェクトを運営する「事務局」と話すときのことば。の本<増補版>』(以下、通称の『ことば本』)。この『ことば本』に収録された「ことば」を使い、アートプロジェクトの現場の風景や、その運営をよりよくするための視点をお届けしています。

どの記事もプログラムオフィサーの個性や視点がでている記事で、アートプロジェクトの舞台裏についても具体的に取り上げています。連載も折り返し地点にきたので、各執筆者と担当記事をご紹介します!(そしてせっかくなので、プログラムオフィサーという仕事の舞台裏もご紹介します!)

第1回 佐藤李青「はじめに|アートプロジェクトを動かす「ことば」を紡ぐ」

連載の「はじめに」を担当したのは、東京アートポイント計画チームの中でも制度設計や研究開発を担う、プログラムオフィサー・佐藤李青。具体的な「ことば」に入る前に、1990年代以降から始まる「アートプロジェクトの30年史」を振り返りました。後に続くメンバーがたじろぐほどの力作。なぜ、東京アートポイント計画はアートプロジェクトの事務局支援に重きを置き、『ことば本』が生まれたのでしょうか?

第1回「はじめに|アートプロジェクトを動かす「ことば」を紡ぐ」
https://www.nettam.jp/course/kotobabon/1/

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新規スタッフにこれまでの発行物をレクチャーする佐藤(写真右)。次の文化の環境づくりを見据えた、中長期的な視点でプログラム設計をしています。Tokyo Art Research Labの研究・開発プログラムや、東北の被災地支援として始動したArt Support Tohoku-Tokyo事業も担当。

第2回 坂本有理「事務局3人組│アートプロジェクトの第一歩」

アートプロジェクトを生み出し、動かし、かたちにするチーム=「事務局」を取り上げた第2回。坂本有理が長年担当し、東京アートポイント計画のなかでも地域に密着した大型のプロジェクト「アートアクセスあだち 音まち千住の縁」を事例にその役割やポイントを解説しました。事務局の役割とは、体制とは、必要なこととは? 具体的な場面から紐解いています。

第2回「事務局3人組│アートプロジェクトの第一歩」
https://www.nettam.jp/course/kotobabon/2/

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Tokyo Art Research Lab 思考と技術と対話の学校で「教頭」も務める坂本(写真右)。中~大規模のアートプロジェクトの現場に伴走しながら、必要な人材や技術を育てる事業の設計も手がけています。

第3回 大内伸輔「活動拠点|拠点となる場をみつけよう」

ことば、チームときて、次に取り上げたのは「拠点」。東京アートポイント計画事業の設立準備から関わり、現在はチーフプログラムオフィサー(係長)を務める大内伸輔が担当しました。「物件は探すものではなく出会うもの」と、アートプロジェクトならではのヒントも提示しつつ、自身が長く関わっている「取手アートプロジェクト」における拠点の変遷も紹介。

第3回「活動拠点|拠点となる場をみつけよう」
https://www.nettam.jp/course/kotobabon/3/

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東京アートポイント計画、Tokyo Art Research Lab、Art Support Tohoku-Tokyoなど、アートプロジェクトに関わる3事業をマネージャーとして統括している大内。豊富なプログラムオフィサー経験を活かして若手育成にも取り組んでいます。

第4回 嘉原妙「アーティスト、ボランティア/サポーター|アートプロジェクトを「ともに」に動かす」

第4回のキーワードは、プロジェクト事務局が出会う最も身近な「人」。嘉原妙が取り上げたのは、「アーティスト」「ボランティア/サポーター」それぞれの関わりについて。現場経験豊富な嘉原らしく、彼らまたは彼女らがどのようにプロジェクトを豊かにし、どんなことに気をつけてコミュニケーションを設計していくべきか丁寧に解説しています。

第4回「アーティスト、ボランティア/サポーター|アートプロジェクトを「ともに」に動かす」
https://www.nettam.jp/course/kotobabon/4/

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前職は大分県のアートNPO「BEPPU PROJECT」に勤めていた嘉原。「国東半島芸術祭」をはじめとした、アートプロジェクトの現場での豊富な経験を活かし、様々な事務局に伴走しています。写真は、イベント「Artpoint Meeting #03 -まちで企む-」で登壇している様子。

以上、前半4本の記事と、執筆したプログラムオフィサーのご紹介でした。

後半4本の記事もどうぞお楽しみに。


*東京アートポイント計画からのご案内

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