東京アートポイント計画通信
東京アートポイント計画は、地域社会を担うNPOとアートプロジェクトを共催することで、無数の「アートポイント」を生み出そうという取り組み。現場レポートやコラムをお届けします。
2020/05/25
東京アートポイント計画が「note」での情報発信をはじめます。
このたび東京アートポイント計画では、メディアプラットフォームサービス「note」に公式アカウントを開設し、情報発信をはじめます。2020年5月よりスタートし、アートプロジェクトの現場で起きている出来事や、新型コロナウイルス発生以降の文化事業の変化について、試行錯誤を重ねる経緯を綴っていきます。
▼東京アートポイント計画 noteページ
https://note.tokyoartpoint.jp/
今、アートプロジェクトにできることとは。模索と試行の日々を残すためにnoteをはじめます。
東京アートポイント計画が2009年より展開してきたアートプロジェクトは、まちなかで人が動き、人と集い、人と交流することで、表現を紡ぐ文化活動です。しかし、新型コロナウイルス感染症の拡大が危惧される現在の東京では、人と人が集まって活動すること自体が大きなリスク。いうまでもなく、2020年はアートプロジェクトにとって大きな節目の年になると考えています。
こういった状況下でアートや文化は何ができるのか。人が物理的に集まる以外の方法でつながり、交流していくことは可能なのか。社会の変化に合わせ、どのように私たち自身も変わっていくべきなのか。
東京アートポイント計画・森司による「ディレクター日記」や、アート・アクションを紹介した記事を通じて、このブログでもその思考の始まりをお届けしてきましたが、さらに多くの試行錯誤を重ねながらその記録を残すためにnoteをはじめます。
東京アートポイント計画に参加するさまざまな団体やアーティスト、サポーターとともに、話し合い、考え、実験を重ねていく過程を共有することで、これからのアートプロジェクトや文化事業、文化創造拠点の姿を描いていければ幸いです。
現場の活動記録から、勉強会レポートまで。プログラムオフィサーがいま考えていること、試していることをお届けします。
今回のnoteでは、東京アートポイント計画のプログラムオフィサーが主に5つのカテゴリで記事をお届けする予定です。
◎アートプロジェクトの現場から
都内各地で展開する9つのアートプロジェクトに伴走する専門スタッフ「プログラムオフィサー」がそれぞれの現場での出来事や思考をお届けします。
◎ディレクター日記
東京アートポイント計画のディレクター・森司の日記。文化を取り巻く状況の変化について、正直な戸惑いと未来に向けた試行錯誤を綴っていきます。
◎勉強会レポート
東京アートポイント計画の参加団体とプログラムオフィサーが集まって考える「ジムジム会(事務局による事務局のためのジムのような勉強会)」で実験したことや集まった知見を共有します。
◎配信拠点プロジェクトレポート
密に集まり、コミュニケーションをとっていくことが難しい現在。アートプロジェクトのための配信拠点(スタジオ)をつくるプロジェクトが進行しています。そのプロセスを報告します。
◎”集えない”時代のアート・アクション紹介
こんな時だからこそできるアクションもあるのではないか。東京アートポイント計画に関わる団体やアーティストの試みをご紹介します。
どうぞよろしくお願いいたします。
この「東京アートポイント計画通信」では引き続き、東京アートポイント計画にまつわるニュースやお知らせをお届けしていきますが、より現場に近い試行錯誤のレポートはnoteで公開していきます。
ぜひフォローいただけると幸いです。どうぞよろしくお願いいたします。
▼東京アートポイント計画 noteページ
https://note.tokyoartpoint.jp/
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