東北六魂祭は、東日本大震災からの復興を願い、東北6県、六市の力を合わせて「鎮魂と復興」への狼狽(のろし)を上げるために、東北の誇る六祭りが一堂に集い、2011年仙台市で初めて開催されました。これを皮切りに、2012年盛岡市、2013年福島市、2014年山形市、2015年秋田市へ。年を追うごとにその賑わいは増し、心を込めて演舞する東北人と、応援する来場客が一体となった様が日本全国のみならず世界へと発信されるようになりました。そして今年2016年6月、最後の地となる青森市で開催され、東北6県を一巡し、各地で鎮魂の祈りを重ねてきました。
このたび、東京を代表する都市空間、新橋・虎ノ門エリアに誕生した新虎通り約300メートル(愛宕下通り~日比谷通り間)を舞台に「東北六魂祭パレード」が集結し、総勢約300名の出演者による迫力の演舞を披露します。
青森ねぶた祭り
約100名(曳き手、囃子方、ハネト)
七夕祭りの灯籠流しが原型ともいわれる青森ねぶた祭。毎年250万人以上の人出で賑わう祭りは、国の重要無形文化財に指定されています。当パレードでは、特別に制作された幅 6.5メートル、高さ4.5メートルのねぶたが出陣。迫力のねぶたが練り歩き、囃子方とハネトが渾然一体となり、秋の虎ノ門にその魂を鼓舞します。
秋田竿燈まつり
約50名(差手、囃子)
病魔や邪気を払う、ねぶり流し行事として長い歴史を持つ竿燈まつりは、国の重要無形民俗文化財に指定されています。「流し」、「平手」、「額」、「肩」、「腰」などの技があり、勇壮な男(差手)が、重さ50キロ、高さ12メートルの巨大な竿燈を自由自在に操る妙技は必見です。
盛岡さんさ踊り
約40名(踊り、太鼓、笛、唄)
さんざん悪さをしていた鬼の退散を喜んだ人々が「さんささんさ」と言って踊っていたという地元の伝説に由来する「さんさ踊り」は、藩政時代より踊り受け継がれてきた伝統的な踊りをアレンジ。
2014年に「和太鼓同時演奏者数の世界記録」を更新し、世界一の太鼓の祭りに。「サッコラチョイワヤッセ」の掛け声とともに、踊り手が華麗に舞い、雄大な太鼓が躍動感いっぱいに演舞します。
山形花笠まつり
約30名(踊り手、太鼓)
「蔵王夏まつり」のイベントの一つであった「花笠音頭パレード」が昭和 40 年から「山形花笠まつり」として単独の開催となりました。
「ヤッショ、マカショ!!」の威勢のいい掛け声と、花笠太鼓の勇壮な音色、あでやかな衣装の踊り手たちが、華麗な群舞を繰り広げます。紅花をあしらった花笠の美しい波が舞い踊ります。
仙台七夕まつり
約40名(踊り手、太鼓、笛、鉦)
伊達政宗公の時代から続く、七夕まつり。豪華絢爛な七夕飾りが、仙台の街全体を美しく彩り、約200万人以上の観光客が訪れます。パレードには、仙台城築城の宴席で披露した踊りがはじまりと言われ、踊る姿が餌をついばむ雀に似ていることから名が付いた仙台すずめ踊りが参加します。両手に扇子を持ち、躍動感あふれる華麗な舞いを披露します。
福島わらじまつり
約40名(担ぎ手、太鼓)
福島市の中央に位置する信夫山に祀られる羽黒(はぐろ)神社境内の足尾神社に、古来より長旅に出かける人々が健脚、旅の安全などを祈って奉納される、日本一と称される大わらじにちなんで開催されているまつり。
約7メートルのわらじをかつぎ、練り歩く姿は必見です。
無料(事前応募・完全招待制)
東京 新虎まつり公式ウェブサイト内、東北六魂祭パレードページにある「応募フォーム」または、ハガキにて9月26日(月)よりご応募いただけます。
応募締切
2016年10月21日(金)23:59 まで
追加募集:2016年10月30日(日)23:59 まで
当選発表
厳正な抽選のうえ、11月上旬までに送付される当選ハガキをもってかえさせていただきます。合計10,000組20,000名様をご招待します。
東京 新虎まつり事務局(平日11:00~17:00)
TEL:03-5771-9686(東京 新虎まつり事務局)
2016年11月20日(日)
1回目:10:15~(予定)
2回目:15:00~(予定)
(各回約80分予定)