アートプロジェクトとは何か?
どのように現場はつくられているのか?
いま、どのような方法が可能なのか?
1990年代に始まり、現在も各地で盛んに展開されているアートプロジェクト。全3回のレクチャー「徹底解体!アートプロジェクト」ではアートプロジェクトを表現と、それを支える仕組みや環境という2つの視点を軸に約30年の歩みを振り返ります。豊富な事例や背後に潜む「つくり手」の問題意識に触れながら、現場に関わる人々がどのような動き方をしているかを確認します。そして、アートプロジェクトの「基礎」を固めた先に、これまでのありようを問い直し、いま取り組むべき課題を議論することを目指します。
ナビゲーターはアーツカウンシル東京の佐藤李青と美術家の北澤潤の2人が務めます。レクチャーでは立場の違う2人のナビゲーターの対話を通して、さまざまな情報や資料を提供し、深い学びの「入口」をつくります。また、参加者のみなさんの「自らの学び」に誘う仕掛けのひとつとして、会場のROOM302に、一時的なスタディルーム(STUDY ROOM)を立ち上げます。レクチャーシリーズでありながら、新たな企て(プロジェクト)をつくることも試みます。
いまから、基礎を学びたい。現場を経験したいまだからこそ学び直したい。現状を更新する「その先」のつくりかたを考えたい。これまでの実践を振り返り、いまだ誰も見たことない風景に出会うため、ともに一歩を踏み出したい方のご参加をお待ちしています。
第1回 プロジェクトとコンセプト:はじまり(90年代以降)
第2回 現場の動き方:国際展・トリエンナーレの時代(00年代前後)
第3回 プロジェクトを超えて(10年代以降)
ナビゲーター
北澤潤 (美術家/北澤潤八雲事務所代表)
佐藤李青 (アーツカウンシル東京 プログラムオフィサー)
※ 内容は議論の進捗によって変更の可能性があります。
・アートプロジェクトを知りたいと思っている人
・既に現場に携わっており、「学び直し」をしたいと思っている人
・プロジェクトの「その先」に対する問題意識やありかたを深めたい人
5,000円(通し受講/事前申込制)
30名
こちらの申込フォームよりお申し込みください。
申込締切
2018年7月24日(火)
※締切日前に定員に達した場合、受付を終了させていただく場合がございます。
※定員まで余裕がある場合に限り、当日参加を受け付けます。
アーツカウンシル東京(公益財団法人東京都歴史文化財団)
事業推進室事業調整課事業調整係
TEL:03-6256-8435(平日10:00~18:00)
E-mail:tarl@artscouncil-tokyo.jp
第1回:2018年7月25日(水)19:00~21:30(開場18:30)
第2回:2018年8月8日(水)19:00~21:30(開場18:30)
※台風の影響のため延期
第2回:2018年8月29日(水)19:00~21:30(開場18:30)
9月3日(月)19:00~21:30を追加日程とします。
アーツカウンシル東京ROOM302(東京都千代田区外神田6-11-14-302[3331 Arts Chiyoda 3F])