アーツカウンシル東京が主催・共催するイベント情報

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東京プロジェクトスタディ5 自分の足で「あるく みる きく」ために

ジャンル:
  • アートプロジェクト ,
  • 講座・シンポジウム

知ること、表現すること、伝えること、そしてまた知ること(=生きること)

大小を問わず、日々感じる不具合や不自由を、あるいは喜びを支えているものが何なのか?
それがどのようにして立ち上がっているのか?
それぞれの方法で解きほぐし、理解してみようと試みます。
ゲストアーティスト3名の表現の現場に触れながら、あるいは共に、参加者自らが制作と表現を行います。ただし、「アーティスト」になることや「作品」づくりを行うこと、ある「方法」を教えることが目的ではありません。かつて宮本常一が「あるく みる きく」(※)で展開したように、出来事や状況を安易に価値化せず、ひとが世界と向き合うそのひと自身の目を失わないように、考え、やってみて、また考えてみる。身体全体をつかい、潜在する見えにくいものを丁寧に感知する。その手法を丁寧に考える。停滞することを厭わず、何であれ一つ知り得たことが次の動きの標(しるべ)となるように、一人一人がじっくりと立ち止まって考え、やってみる。その過程を経験する場をつくり、表現の礎が日々の沢山の気づきであることを自ら学ぶことを目指します。

※『あるくみるきく』は民俗学者の宮本常一が主宰した近畿日本ツーリスト株式会社・日本観光文化研究所が1967年から1988年まで発行していた月刊誌。

ナビゲーター

宮下美穂(NPO法人アートフル・アクション 事務局長)

ゲストアーティスト:揚妻博之(アーティスト)、大西暢夫(写真家、映画監督)、花崎攝(シアター・プラクティショナー/野口体操講師)
チューター:渡辺智穂(事編kotoami)
スタディマネージャー:佐藤李青(アーツカウンシル東京プログラムオフィサー)

対象

・3名のゲストアーティストと直接対話しながら、自分自身の表現や造形、リサーチなどを深めたいひと。
・アーティストの制作過程に触れることで表現や企画の種を育みたいひと。
※これまでの経験や技術は、とくに問いません。これまで造形や表現に関わったことのない方も歓迎します。
※多様な年齢層の方をお待ちしております。

参加費

一般30,000円、学生20,000円
※フィールドワーク等の交通費は別途実費となります。

定員

10名程度

活動予定日

初回活動日
9月16日(日)
その他の日程は参加者と相談のうえ、進めます。

進め方
・ゲストアーティストはスタディ期間を通してリサーチや制作を行います。
・ゲストのリサーチや制作に触れるワークショップを月1~2回程度行います。リサーチの考え方、対象や主題の捉え方、アプローチの仕方を参照し、参加者自らのリサーチや制作に反映していきます。
・制作やリサーチをささえる身体について考えるワークショップを行います。
・ゲストアーティストや他の参加者とワークショップの場やチューターを中心としたミーティングの機会で自身のリサーチや制作の進捗を共有し、助言を得て、それぞれの制作・リサーチの場に戻っていきます。この動きを繰り返し、年度末にはその時点での状況を共有する場を設けます(展示、もしくは活動紹介を予定)。
※ゲストの作品や制作について事前に知っておくと進捗が速いと思います。
※会場のシャトー2Fに情報を集積させたライブラリーやスタジオ機能を設けます(スタジオ利用は応相談)。

申込方法

こちらの申込フォームよりお申し込みください。

申込締切
2018年8月26日(日)


選考スケジュール
2018年8月4日(土)13:00~15:00 説明会
(詳細・お申し込みはこちら
2018年8月27日(月)~9月2日(日) 書類選考
※書類選考後にスカイプ・お電話にてご連絡させていただく場合があります。
2018年9月3日(月)頃 結果通知

お問い合わせ

アーツカウンシル東京(公益財団法人東京都歴史文化財団)
事業推進室事業調整課事業調整係 TARL事務局
TEL:03-6256-8435(平日10:00~18:00)
E-mail:tarl@artscouncil-tokyo.jp

開催場所

小金井アートスポット シャトー2F(東京都小金井市本町6-5-3 シャトー小金井2階) ほか

クレジット

主催
アーツカウンシル東京(公益財団法人東京都歴史文化財団)