アーツカウンシル東京が主催・共催するイベント情報

  • 開催終了

六本木アートナイト2019

ジャンル:
  • 演劇・舞踊 ,
  • アートプロジェクト ,
  • 展覧会・上映会

「夜の旅、昼の夢」をテーマに、六本木の街を舞台にしたアートの饗宴

2009年の開始から今回で10回目※を迎える六本木の街を舞台にした一夜限りのアートの饗宴「六本木アートナイト2019」のメインイベントを2019年5月25日(土)~5月26日(日)の2日間開催いたします。
「六本木アートナイト」は、大都市東京における街づくりの先駆的なモデル創出を目的に、東京を代表するアートの祭典として浸透してきました。
今回のテーマ「夜の旅、昼の夢」に沿って、アジアの現代アート界を代表するアーティスト、チェ・ジョンファをはじめ、多くのアーティストが六本木の街を舞台に、街中にアートスポットを点在させます。
現代アート、デザイン、映像、パフォーマンスなどの多様な作品に加え、体験・参加型のプログラムも夜を通して多数実施します。また、「六本木アートナイト2019」当日は、各美術館やギャラリー、施設で開催されている展覧会の特別プログラムや、開館延長など連動企画も満載です。国内外のアートが集まり、グルメ、ショッピング、映画が楽しめる六本木。デートはもちろん、親子で、友達同士で街歩きをしながら、六本木の街にとけこむアート作品を見て、感じて、触れて、心ときめくアートな週末をお楽しみください。

※2011年は東日本大震災により中止

※すべてのプログラムの内容は、当日の天候や諸般の事業により予告なく変更または中止する場合がございます。


メインプログラム | チェ・ジョンファ(崔正化)

  • 六本木ヒルズ 《フルーツ・ツリー》
    果物や野菜がぎゅっと詰まった《フルーツ・ツリー》は、韓国のアーティスト、チェ・ジョンファによるカラフルなバルーン彫刻。六本木ヒルズアリーナを鮮やかに飾ります。枝から落ちたような果物や野菜はアリーナに配置され、空間を魔法の庭へと変えて見せます。合成ビニール製の彫刻は、自然界と人工物の双方にある美しさを表現しています。
    ・日 時:5/25(土) 17:30~5/26(日) 6:00、11:00~18:00
    ・場 所:六本木ヒルズアリーナ
    ・参加料:無料
  • 六本木ヒルズ 《チェ・ジョンファ×南條史生「アーティスト・トーク」》
    「六本木アートナイト2019:夜の旅、昼の夢」メインプログラム・アーティストのチェ・ジョンファが、実行委員長の森美術館館長 南條史生とトークします。
    ・日 時:5/25(土) 21:00~21:30
    ・場 所:六本木ヒルズアリーナ
    ・参加料:無料
  • 東京ミッドタウン 《ライフ・ライフ》
    《ライフ・ライフ》では、約1万個のくねくねバルーンが巨大な色彩の塊となって、空間に向かって飛び出しています。チェ・ジョンファはアメリカで1960年代に注目されたポップアートに着想を得て、日常に溢れたカラフルなオブジェクトを素材に作品を制作してきました。それらは人生やその豊かさを謳歌しつつ、過剰な消費によって支えられている私たちのライフスタイルにも意識を向けさせます。本作は子供の頃の楽しい思い出を想起させるだけでなく、モノに溢れた現代世界の様相も示唆しているのです。
    ・日 時:5/25(土) 10:00~5/26(日) 18:00
    ・場 所:東京ミッドタウン プラザ1F キャノピー・スクエア
    ・参加料:無料
  • 国立新美術館、TRI-SEVEN ROPPONGI 龍土町美術館通り沿いブルーボトルコーヒー前《みんなで集めよう》
    チェ・ジョンファはプラスチック製の大量生産品や一般の台所用品に美しさを見出し、まるで錬金術師のように質素な素材を魅力的なアートに作り変えます。《みんなで集めよう》はコミュニティベースのアートプロジェクトです。プラスチック製のカゴ、お皿、鍋などを自宅から寄付してもらい、それらを土台に設置された棒に通して積み重ね、抽象的な彫刻や寺院の柱のように見える作品を制作します。作品の鮮やかな色と個性豊かなフォルムが、国立新美術館の正門チケットブース横等を飾ります。
    ・日 時:5/25(土) 10:00~5/26(日) 18:00
    ・場 所:国立新美術館、TRI-SEVEN ROPPONGI 龍土町美術館通り沿いブルーボトルコーヒー前
    ・参加料:無料

RedBall Project(レッドボール・プロジェクト)
これまで32都市で実現され、六本木アートナイトで日本初上陸となる《レッドボール・プロジェクト》は、アメリカ人アーティストのカート・パーシキーによる周遊型パブリックアートです。ゴムボールで出来たこの巨大な赤玉は、ある場所から別の場所へと毎日移動を繰り返しながら、六本木の街なかを一週間にわたって巡回します。固定、静止、永久性など、通常のパブリックアートの枠組みからユーモラスにはみ出す赤玉は、その絶え間ない動きで、街の地図を描き直します。このプロジェクトは、私たちの都市への視点を拡張させ、ありふれた生活空間に新たな活力を与えるでしょう。
・日 時:5/20(月)~5/26(日)
・場 所:六本木ヒルズ、東京ミッドタウン、国立新美術館、その他1日1か所全部で7か所(予定)
・参加料:無料
※展示時間と場所に関する詳細は公式ウェブサイトでお知らせします。

FUROSHIKI TOKYO展
2018年秋、東京都はパリ市庁舎広場に大きな風呂敷包みを贈り、風呂敷の展示やインスタレーション、ワークショップを通して風呂敷の魅力を世界に発信しました。2019年六本木アートナイトでは、唐草模様の風呂敷パビリオンにて、パリで展示された各アーティストによるオリジナル風呂敷を日本初公開し、また風呂敷のインスタレーションを通し風呂敷の魅力を発信する「FUROSHIKI PARIS」報告展を行います。
※アーティスト:北野武、草間彌生、コンスタンス・ギセ、ジャンポール・ゴルチエ、ニコラ・ビュフ、蜷川実花、細川護熙 ほか(五十音順/敬称略)
・日 時:5/25(土) 10:00~5/26(日) 18:00
・場 所:六本木ヒルズ 毛利庭園 ヒルサイド側(六本木ヒルズアリーナ横)
・参加料:無料

  • FUROSHIKI PARIS(パリ東京文化タンデム2018)
    昨年、東京都とパリ市の文化交流事業「パリ東京文化タンデム2018」の一環として、「FUROSHIKI PARIS」をパリで開催しました。アートディレクターに田根剛を迎え、パリ市庁舎前広場に唐草模様の風呂敷包みをイメージしたパビリオンを設置し、日仏のアーティスト等がデザインしたオリジナルふろしきの展示や、風呂敷のインスタレーションを行いました。また、市庁舎壁面の歴史的人物の石像にふろしき包みを持たせるインスタレーションや、パリ日本文化会館における展示やワークショップなども行い、日本の伝統や芸術でもあり、また「世界で最初のエコバッグ」とされ環境の知恵でもある風呂敷の魅力を世界に発信しました。

その他、プログラムの詳細は公式ウェブサイトをご確認ください。

入場料

無料(ただし、一部のプログラム及び美術館企画展は有料)

お問い合わせ

TEL:03-5777-8600(ハローダイヤル)※年中無休(8:00~22:00)

開催場所

六本木ヒルズ、森美術館、東京ミッドタウン、サントリー美術館、21_21 DESIGN SIGHT、国立新美術館、六本木商店街、その他六本木地区の協力施設や公共スペース

クレジット

主催
東京都、アーツカウンシル東京(公益財団法人東京都歴史文化財団)、港区 、六本木アートナイト実行委員会【国立新美術館、サントリー美術館、東京ミッドタウン、21_21 DESIGN SIGHT、森美術館、森ビル、六本木商店街振興組合(五十音順)】
助成
令和元年度 文化庁 国際文化芸術発信拠点形成事業