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野田秀樹 作×野上絹代 演出「カノン」出演者募集

ジャンル:
  • 演劇・舞踊 ,
  • その他

2020年3月公演 野田秀樹 作×野上絹代 演出「カノン」出演者募集!


5年前に野上絹代演出の『カノン』を観て、冴え渡った演出に吃驚しました。再演をすれば、更に磨きがかかるのではないか?とその時おもったことが、やっと実現しました。新しいキャストとのいい出会いがあらんことを祈って。(2019.5.29)
東京芸術劇場 芸術監督 野田秀樹

『カノン』を初めて演出させていただいたのは5年前。
座組がほぼ学生という企画で、今“この時代”に若者が演じるならこの戯曲しかない、と上演し、この度再演することになりました。元号は令和になり、効率重視の“この時代”に、場に集いみんなで創る演劇なんて最高に“無駄”が多い。しかし、一体誰にとっての効率か。私たちは今、一体”何時代”に生きているのだろうか。
恐れ多くも再び『カノン』をお借りして、今回は学生という制限はなく、“無駄”に“キボウ”を抱いてくれる俳優を募集します。よろしくお願いします。(2019.5.16)
野上絹代


あらすじ
天麩羅判官の屋敷の牢の番人、太郎は囚われの身であった盗賊団の御頭である沙金を牢から逃がしてしまう。沙金に心奪われた太郎は盗賊団のアジトを突き止め、通うようになり、沙金と結ばれる。太郎の弟の次郎も盗賊団に加わり仲間と共に歴史的な盗みを企てるのだが・・・。

募集する役どころ

太郎:天麩羅判官の屋敷の牢の番人、囚われの身の沙金を牢から逃がしてしまうが、判官の密命で沙金率いる盗賊団に紛れ込む。
沙金:盗賊団の御頭
天麩羅判官:権力者、屋敷に牢がある。巨大な画の所有者。
次郎:太郎の弟、盗賊団に加わる
猫:盗賊団の一員、身ごもっている。
刀野平六:盗賊団の一員
十郎坊主:盗賊団の一員
猪熊の婆:盗賊団の一員、沙金の母
猪熊の爺:盗賊団の一員、沙金の義父
海老の助:天麩羅判官に仕える
侍/烏賊蔵 ほか:牢番
蛸吉/穴子郎 ほか:太郎の元同僚
侍/八海山:酒屋
女/お通し ほか:八海山の妻
女/保険のおばさん

オーディション開催日・場所

2019年7月9日(火)~11日(木)の内の1日、都内某所にて行います。
※最終選考に残った方は7月26日(金)にもお時間をいただく場合がございます。

応募方法

エントリーシートを下記からダウンロード、または東京芸術劇場1Fのボックスオフィスにてご入手ください。
・エントリーシート(Word版PDF版

エントリーシートに必要事項をご記入の上、下記住所へ郵送、またはPDF変換し下記アドレスへご送信ください。
・郵送先:〒171-0021 東京都豊島区西池袋1-8-1 東京芸術劇場 「カノン」オーディション担当 宛
・E-mail:kanon@geigeki.jp
 件名を「エントリー者の名前_カノン出演希望」とすること。

※応募に際して、「カノン」戯曲に全編目を通すこと。野田秀樹 著「20世紀最後の戯曲集」(新潮社)に収録されています。
※応募時にいただく個人情報は、本事業以外の目的には使用いたしません。
※募集の内容は変更になる可能性があります。

応募締切
2019年6月26日(水)必着
※7月3日(水)までに、書類選考結果及びオーディションスケジュールについてメールにてご連絡差し上げます。

演出家プロフィール

野上絹代
演出家・振付家・俳優。大学在学中、劇団・快快(ファイファイ)の旗揚げに参加。以降、同団体の国内外における活動のほとんどに参加。ソロ活動でも演劇/ダンス/映像/ファッションショーなど幅広く活動。代表作に自身の子育て経験を踏まえて作・演出したソロ活動・三月企画『GIFTED』(坂あがりスカラシップ2015対象公演)などがある。 2019年9月に快快新作公演(タイトル未定、神奈川芸術劇場大ホール)を控えている。

お問い合わせ

東京芸術劇場 事業企画課 事業第二係「カノン」オーディション担当 宛
TEL:03-5391-2115(平日10:00~16:00)

チラシ

クレジット

主催
東京芸術劇場(公益財団法人東京都歴史文化財団)、東京都、アーツカウンシル東京(公益財団法人東京都歴史文化財団)