日々の営みのなかで、まち・人・活動をつなぐアートプロジェクト。異なる背景をもつ人々が集い、語り合い、共に活動をするその現場では、様々なコミュニケーションが日々交わされています。プロジェクトの場や時間をより豊かなものとしているのは、人々との多様なコミュニケーションと言っても過言ではありません。
本講座では、身体言語である「手話」の基礎を学ぶことを通して、伝える、伝わるの違いを知り、全身をつかって表現することを体験します。アートプロジェクトの現場で活用できる手話を身につけることを目指すとともに、アートプロジェクトにおけるコミュニケーションやアクセシビリティに関する課題についても考えていきます。
2020年7月~9月(毎週水曜日)
・第1回~第3回 10:00~11:00(60分)
7月1日、7月8日、7月15日
・第4回~第12回 10:00~11:30(90分)
7月22日、7月29日、8月5日、8月26日、9月2日、9月9日、9月16日、9月23日、9月30日
※8月12日、8月19日は休み
※オンラインで実施予定です。参加者には事前にURL情報をお知らせいたします。
※当面の間は、オンライン開催を予定していますが、状況に応じてアーツカウンシル東京ROOM302(3331 Arts Chiyoda内)で開催する場合があります。あらかじめご了承ください。
第1回~第3回 【手話の基礎表現】
自己紹介、日時・曜日、1日のスケジュールなどについて伝える
第4回~第6回 【自己表現してみよう】
天候や趣味、交通についての表現を知る
第7回~第9回 【コミュニケーションに必要な表現を学ぼう】
関わっているアートプロジェクトについて紹介する
第10回~第12回 【コミュニケーションしよう。実際にやってみよう】
・アート/アートプロジェクトについてのミニプレゼンテーション
・イベント運営のシミュレーション
・手話を交えたオンライン会議の実践
・ろう者の参加を想定したプロジェクト運営のポイント、注意点についてなど、内容詳細は参加者のみなさんと調整予定
※内容は変更になる場合があります。
・アートプロジェクトの運営に関わっており、手話や身体言語を用いたコミュニケーション力を磨きたい人
・プロジェクトの説明やコミュニケーションをより円滑に行う技術を深めたい人
10,000円
10名
※申込多数の場合は、書類選考を行います。
こちらの申込フォームよりお申し込みください。 受付は終了いたしました。
申込締切
2020年6月22日(月)18:00
※お預かりした個人情報は、本事業の運営及びお知らせのみに使用します。
河合祐三子(俳優/キャスター/手話・身体表現ワークショップ講師)
北海道札幌市出身。俳優(フリーランス)、NHK Eテレ「手話ニュース」「子ども手話ウィークリー」キャスター、手話・身体表現WS講師、子ども演劇WS講師、TA-net舞台手話通訳養成講座(2018ー2019年)の指導を行う。2018年よりサインポエット(手話)と声の朗読、ダンスなどゆるやかに繋がり合うユニット『でんちゅう組』のメンバーになり活動中。
手話通訳
瀬戸口裕子(手話通訳士)
耳の聞こえない方々の生活に関わる手話通訳を担う傍ら、個人的な活動として耳の聞こえない方と一緒に巡る美術館の作品鑑賞を8年間続けてきた。その後、東京都美術館のとびらプロジェクト「とびラー」になり、ワークショップ「ボッティチェリ・鑑賞・香り~聞こえない方と聞こえる方のサイレントコミュニケーション」や、「アート筆談deコミュニケーション」などのとびラボを実施した。その経験を活かし「TURNプロジェクト」や東京都写真美術館などアートの現場での手話通訳を担うようになる。また、NPO法人シアター・アクセシビリティネットワークの会員としてイギリスの演劇における舞台手話通訳の視察研修に参加し、演劇関係のアクセシビリティについても研究中。
モデレーター:嘉原妙(アーツカウンシル東京 プログラムオフィサー)
公益財団法人東京都歴史文化財団 アーツカウンシル東京
事業推進室事業調整課事業調整係
TEL:03-6256-8435(平日10:00~18:00)
E-mail:tarl@artscouncil-tokyo.jp
2020年7月~9月(毎週水曜日)
※8月12日、8月19日は休み