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「ラジオ下神白 あのときあのまちの音楽からいまここへ」のオンライン報奏会(全3回)

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  • アートプロジェクト

福島県いわき市にある県営復興団地 下神白団地(しもかじろ)で行われているプロジェクト「ラジオ下神白 あのときあのまちの音楽からいまここへ」。2016年12月から始まったこの取り組みでは、住民が住んでいたかつてのまちの記憶を、馴染み深い音楽とともに収録するラジオ番組を制作し、それらをラジオCDとして住民限定に配布・リリース。この行為を軸に、立場の異なる住民間、ふるさととの交通を試みています。また2019年には、住民とともに何度も聴いてきた彼ら彼女らの「メモリーソング」のバック演奏を行う「伴奏型支援バンド(BSB)」も結成。関東在住のミュージシャンが団地住民のもとに伺い、そのエピソードも踏まえながらコンサートを開くなど、現地から遠く離れているがゆえに音楽を通じた「想像力」で、住民との関係を深めてきました。そして2020年。コロナ禍においてオンライン訪問を継続しつつ、「会えない」という状況だからこそできる「表現×支援」の関係をより深く見つめながら、三回シリーズの報告イベントを行います。音楽をかけながらラジオ風トークを軸に、記録映像の上映、またBSBによる生演奏、住民との中継コーナーなどを実施。報告会でありつつ、演奏会でもあるような、この「報奏会」にぜひお立ち会いください。

※リサーチ・アセンブルは独自の技術をもった実践者たちが集い、調査や検証、議論や研究を重ね、新たな論点を見出すことや手法づくりを目指します。TARLの過去のプログラムや東京アートポイント計画、Art Support Tohoku-Tokyoで培った知見や担い手と連動し、その成果の活用や深化も試みます。2020年度は、新型コロナウイルスの感染拡大の状況下で、オンラインを軸としたプログラム開発やリサーチなどを行います。

第1回:「2017年〜2018年の報奏」

2020年9月22日(火・祝)14:00~16:00

ラジオ下神白で実際に制作したラジオCD7枚のうち第1集〜第5集までを、音源と記録映像をもとにダイジェストでお届けします。
・第1集「常磐ハワイアンセンターの思い出」
・第2集「あの頃の仕事 家族の風景」
・第3集「2017年リクエスト総集編」
・第4集「海の上で捕まえたあの風景」
・第5集「変化と連なり さよならのかわりに」

出演者プロフィール(ラジオ下神白チームより)
アサダワタル(本プロジェクトディレクター/パーソナリティ担当)
鈴木詩織(本プロジェクトマネージャー/現地レポーター担当)
小森はるか(本プロジェクト映像記録者/上映担当)

※第2回及び第3回の情報は、決まり次第お知らせいたします。

参加料

無料(申込不要)

視聴方法

Tokyo Art Research Lab (TARL)のYouTubeチャンネルよりライブ配信いたします。

お問い合わせ

公益財団法人東京都歴史文化財団 アーツカウンシル東京
事業推進室事業調整課事業調整係
TEL:03-6256-8435(平日10:00~18:00)
E-mail:tarl@artscouncil-tokyo.jp

開催場所

オンライン

クレジット

主催
公益財団法人東京都歴史文化財団 アーツカウンシル東京