アーツカウンシル東京が主催・共催するイベント情報

  • 開催終了

芸術文化創造活動の担い手のための会計・税務講座

~活動を継続するための“おかね”のイロハ~

ジャンル:
  • 講座・シンポジウム

2022年度も開講!未経験から基盤強化まで
活動形態からえらべる5種類の講座&特別企画

アーツカウンシル東京では、これからの時代の芸術文化の担い手を発掘、育成することを目的とした「アーツアカデミー事業」を実施しています。
2022年度も芸術文化の様々な担い手を対象にした会計・税務講座をオンライン開講します。
芸術文化創造活動を継続的に行うためには活動資金の獲得や関係者への支払い、収支のバランス、発生する税金の扱い…等々、“おかね”にまつわる知識が欠かせません。
本事業では、芸術文化領域の会計・税務業務のエキスパートを講師陣にお迎えし、アーティストや制作者といった「個人」と、4種別の「団体」の違いを踏まえた5コースの講座を開設。各講座では、会計・税務の基礎知識や、持続的な団体運営や事業運営のためのヒントを提供します。さらに、2022年度は電子帳簿保存法やインボイス制度といった新たな制度について概説する特別講座も開催いたします!
各講座では質疑応答の時間を設けます。また、後日アーカイブ視聴も可能です。
会計・税務に対する苦手意識がある方から運営基盤の強化を目指す方まで、多くの方々のご参加をお待ちしております。

・Zoomウェビナー機能を使ったオンライン講座です。(PCでの視聴を推奨します)
・講座はすべて1回完結型。ご自身に合った回にお申し込みください。
・各回のタイムスケジュール:19:00~21:30 講義・質疑応答(休憩含む)
・以下のフォームよりお申込み後、Zoomウェビナーでの配信閲覧ページをご案内します。
・講座終了後(講座当日以降お申込みの場合も含む)には、アーカイブ動画をご視聴いただけます。
・アーカイブ動画は2023年3月末で限定視聴できます。
・手話通訳、UDトークの情報保障も予定しています。

実施日時 

2022年 ◎各回19:00~21:30 講義・質疑応答(休憩含む)
7月15日(金)任意団体(法人化検討団体含む)編
7月26日(火)一般社団法人編
8月5日(金)特定非営利活動法人(NPO法人)編
9月15日(木)個人編
10月17日(月)営利法人(株式会社、合同会社)編
11月15日(火)特別企画(電子帳簿保存法&インボイス制度)編

講師陣

講座はメイン講師とサブ講師の2人体制で進行します。
公認会計士山内真理事務所/株式会社THNKアドバイザリー
山内真理 公認会計士・税理士
伊沢成貴 税理士、飯塚祐亮 税理士、杉山雅彦 公認会計士・税理士、谷夏比古 税理士

講座内容

  1. 個人
    収入、経費に関する考え方や確定申告についての基礎知識や事業運営に必要な基礎的事項を学ぶ講座(例:収入から天引される源泉税について/青色申告について/“法人なり”について)
    ★活動を始めて間もなく、会計・税務実務の経験の少ない方向け
  2. 団体:任意団体(実行委員会、音楽グループ、劇団、アートコレクティブ等)、法人化検討団体
    確定申告や会計・税務等の一定の実務を経験した上で、今後の活動の財務基盤の強化を目指す講座(例:任意団体への課税/法人化にあたっての検討ポイント)
    ★任意団体を運営している個人や、個人事業主として事業運営や会計実務を経験し、あらためて任意団体の会計・税務上の論点を整理したい方、今後の法人化を検討している方向け
  3. 団体:一般社団法人(一社)
    一社ならではの特性を踏まえた基礎知識に加え、団体運営や事業運営に必要な知識やヒントを学ぶ講座(例:源泉徴収について/非営利型法人の特徴/収益事業への課税/一社の計算書類)
    ★一般社団法人の運営実務能力を磨き、運営基盤を強化したい方向け
  4. 団体:特定非営利活動法人(NPO法人)
    NPO法人ならではの特性を踏まえた基礎知識に加え、経営的視点を磨き、継続的なNPO運営を学ぶ講座(例:源泉徴収について/NPO法人の特徴/収益事業への課税/NPO法人の計算書類)
    ★NPO法人の運営実務能力を磨き、運営基盤を強化したい方向け
  5. 団体:営利法人(株式会社、合同会社)
    営利法人としての創造活動にかかる会計・税務等の実務能力や経営的視点の向上を目指す講座
    ★活動の実態が非営利に近く団体運営の持続化能力を高めたい方(例:源泉徴収について/営利法人と税金/株式会社・合同会社の計算書類)
  6. 特別企画
    電子帳簿保存法やインボイス制度といった新たな制度についての概説及び必要な知識を学ぶ講座
    ★会計・税務実務を担う個人及び団体の方々

企画監修・講師

 Photo: Gottingham
山内真理 公認会計士・税理士 
公認会計士・税理士。1980年千葉県生まれ。一橋大学経済学部卒。有限責任監査法人トーマツ勤務を経て、2011年にアートやカルチャーを専門領域とする会計事務所を設立し、現在に至る。公認会計士山内真理事務所/株式会社THNKアドバイザリー代表。Arts and Law理事、認定NPO法人東京フィルメックス理事、東京芸術祭監事、文化審議会文化経済部会 基盤・制度ワーキンググループ専門委員ほか。


公認会計士山内真理事務所/株式会社THNKアドバイザリー 
2011年創業。会計・税務・財務の専門領域から文化や創造的活動を下支えし、多様な文化活動・経済活動の促進に貢献することをミッションとする会計専門家集団。約20名が所属。表現活動の持続可能性の支援/文化の社会的波及への寄与/他の専門家との協働による多角的問題解決/地域文化振興/国際展開支援等、様々な視点から会計・税務をはじめ各種専門サービスの設計・提供を行っている。https://yamauchicpa.jp/

お申込み方法・注意事項

2022年6月23日(木)より受付開始

受講料
無料

※お申込み時に受領した個人情報については、公益財団法人東京都歴史文化財団のプライバシーポリシーに基づいて、本事業の運営及びご案内のためにのみアーツカウンシル東京及び運営事務局が利用いたします。予めご了承ください。
※申込みフォームにて事前質問の項目に記入された困りごと・悩み・質問等は、講座内容の参考にさせていただきます。全ての質問に講座内で回答できない場合もありますので予めご了承ください。講座後半の質疑応答もご利用いただけましたら幸いです。また、困りごと・悩み・質問等は事例として個人情報の特定がなされないよう編集の上、後日活用させていただく可能性がございます(教材制作等)。予めご了承ください。

※プログラムは都合により変更になる可能性がありますので予めご了承ください。

さらに2022年度は新たに下記に取り組みます。ご期待ください!

★創造活動を行う上での会計・税務上のよくあるご質問や、困りごとをふまえた「特別動画」が完成しました!【2023年3月31日まで限定公開】
本講座の講師を務める公認会計士・税理士がわかりやすくワンポイント解説します。
オンライン講座と合わせてぜひご活用ください。


★アートの会計・税務に困ったらひらく本 芸術文化創造活動の担い手のための会計・税務講座 Q&A 63選を発行しました!
2021年度の講座の際に寄せられた質問の中から、創造活動をする多くの人に共通するものや、知っておくと便利なこと、ビギナーの質問、上級者の迷いがちな点などを集めたQ&A集です。その内容は目次を見れば一目瞭然、みなさんが悩んでいるところから選んで読んでいただくことができます。

幅広い芸術文化の分野の、さまざまな関わり方をしている方々から寄せられた質問ばかりですので、芸術文化に携わるうえで共通の悩みや行き詰まりが見えてきます。書下ろしのコラムや資料のページも、アーティストや芸術団体を運営している方からよく寄せられる相談を踏まえてつくりました。

回答しているのは講座を担当していた公認会計士山内真理事務所の先生方です。講座のみならず通常業務で芸術団体の会計・税務に携わってこられた知見をぎゅっと詰め込んだ一冊になっています。
ぜひご覧ください。

お問い合わせ

【事業の内容について】
〒102-0073 東京都千代田区九段北4-1-28 九段ファーストプレイス8階
公益財団法人東京都歴史文化財団 アーツカウンシル東京 企画部助成課
TEL:03-6256-8431
Fax:03-6256-8828
E-mail:artsacademy@artscouncil-tokyo.jp

【お申込みについて】
特定非営利活動法人舞台芸術制作者オープンネットワーク
TEL:080-8395-6124  
E-mail:act-artsacademy@onpam.net

開催場所

オンライン(Zoom)

クレジット

主催
公益財団法人東京都歴史文化財団 アーツカウンシル東京
企画監修
株式会社THNKアドバイザリー
運営
特定非営利活動法人舞台芸術制作者オープンネットワーク(ON-PAM)

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