もやもやフィールドワークは、東京都および近郊エリアの、医療・福祉施設、当事者団体、ケアに関わる団体等を訪問し、活動の参与観察や関係者への聞き取りを行う「調査編」と、その調査で得られた見解や視点を参加者と共有し、ともに話し合い考える「報告と対話編」、研究者をゲストに招き、理論的・方法論的な視座から考察を深める「分析編」からなる研究プロジェクトです。
調査・報告・対話・分析のサイクルを通じ、さまざまな場を捉え直すことを試みています。
「分析編」では、毎回、既存の言説や状況を問い直す「迂回路」的な視点を持つ研究者をゲストコメンテーターにお招きし、研究員の発表とそれに対するコメント、参加者全員によるディスカッションを通じて、「もやもやフィールドワーク」で得た実践知をつなぎ、深化させることを目指します。
第1回開催にあたり、一緒にテーブルをかこみ、積極的に議論にご参加くださる方を募集します。
照山絢子 (文化人類学・医療人類学)
ミシガン大学人類学部博士後期課程修了(Ph.D.)。筑波大学図書館情報メディア系助教。病や障害、健康上の不調などがどのように語られ、定義づけられ、経験されるのか、またそのことによって生み出される患者側の知とはどういったものか、ということについて人類学的観点から研究している。これまでは特に日本における発達障害を中心的テーマとしてきた。主な論文に、「発達障害者の語りから:オルタナティブな『当事者』性に向けて」(2011)、「Japan’s New Minority: Persons with Hattatsu Shogai (Developmental Disability)」(2014, Ph.D. thesis)
10名程度 (申込先着順)
無料
ウェブフォームまたは電話にて下記お申し込み先までお申し込みください。
※お預かりした個人情報は、本イベントの受付事務及び主催者からのご案内のみに使用し、厳重に管理します。
お申し込み先:
ウェブフォーム
特定非営利活動法人 多様性と境界に関する対話と表現の研究所
Tel 070-6437-3599
E-mail info@diver-sion.org
特定非営利活動法人 多様性と境界に関する対話と表現の研究所
Tel 070-6437-3599
E-mail info@diver-sion.org
2015年5月30日(土)16:00~18:00(開場15:45)
アーツカウンシル東京ROOM 302
(〒101-0021東京都千代田区外神田6-11-14 3331 Arts Chiyoda 3F)