現代美術作家・大巻伸嗣によるアートパフォーマンスである「Memorial Rebirth 千住」(通称:メモリバ)は、これまで足立区各地を巡回し、今回で10回目の本番を迎えます。昼の部はアーティストユニット・くるくるチャーミー[大西健太郎、富塚絵美]や市民有志の音楽チーム・メモリバ音楽隊が登場し、誰もが参加できるオリジナルの盆踊り「しゃボンおどり」を観客と踊って会場を盛り上げます。そして、夜の部はダンサー・白井剛、作曲家・野村誠、声のアーティスト・山崎阿弥がコラボレーションし、幻想的な光・風・音が公園の暗闇を彩ります。さらにはバリエーション豊かな屋台も出店。地域の人々とともに会場を盛り上げる、一日限りの足立区の祭典です。
2024年12月1日(日)
屋台:12時30分~16時30分頃
*地域有志による軽食や雑貨の販売、ワークショップなどを予定。売り切れ次第終了。
昼の部:14時開演
出演:くるくるチャーミー[大西健太郎、富塚絵美]、メモリバ音楽隊
夜の部:17時開演
出演:白井剛(ダンス)、野村誠(ピアノ)、山崎阿弥(声)
*昼の部、夜の部は各回30分程度を予定。
*小雨決行、雨天時は内容を変更する場合があります。
*イベントの内容は変更となる場合がございます。
無料(申込不要)
※屋台は有料
Pic by paul barbera/where they create
【Memorial Rebirth 作者】
大巻伸嗣
美術作家。1971年岐阜県生まれ。東京藝術大学美術学部彫刻科教授。アジアパシフィックトリエンナーレや横浜トリエンナーレ2008、エルメス セーヴル店(パリ)、アジアンアートビエンナーレなど世界中の芸術祭や美術館・ギャラリーでの展覧会に参加している。展示空間を非日常的な世界に生まれ変わらせ、鑑賞者の身体的な感覚を呼び覚ますダイナミックな作品の数々を発表している。
【「しゃボンおどり」作曲・振付(昼の部)】
くるくるチャーミー[大西健太郎、富塚絵美]
東京藝術大学卒業生によるアーティストユニット。ダンス、歌、作曲、音響などそれぞれの得意分野をもつ個性的なメンバーが集い、地域のお祭りや結婚式、パーティでのパフォーマンスなどで活躍。
photo:Hatori Naosh
【ダンス(夜の部)】
白井剛
1995年活動を開始。物・音・光・言葉など、あらゆる対象と響振し、時間・空間の触媒として繊細かつ危うく滲む身体性。個と世界の存在を等身大の視点から囁きかける作品性を旨とする。「バニョレ国際振付賞」「日本ダンスフォーラム賞」など国内外の幾つかの賞を受賞。公演、客演のほか、音楽・美術など他分野とのコラボレーションも多く企画された。「大巻伸嗣さんとは、2008年、金沢の展示で踊ったのが最初の出会いです。」
photo:草本利枝
【ピアノ(夜の部)】
野村誠
1968年愛知県名古屋市生まれ。様々な音楽ジャンルを越境し、異ジャンルとコラボレーションを積極的に行う作曲家、ピアニスト。作品にDV被害者を取材した《Intermezzo》(2001)、相撲太鼓のリズムによる《相撲聞序曲》(2017)、レクチャーを歌曲化した《どすこい!シュトックハウゼン》(2021)など。白井剛との共作に《フィジカル・ピアニスト》(2007)など。山崎阿弥とはACAC(青森)、iCAN(ジョグジャカルタ)などで共演。千住だじゃれ音楽祭ディレクター。
【声(夜の部)】
山崎阿弥
声のアーティスト、美術家。自身の声によるエコロケーションで空間を認識し、音響的な陰影をインスタレーションやパフォーマンスによって顕在化、変容させる。近年は科学者(天文学、素粒子物理学)との協働から、知覚特性と世界像の関係を探りつつ、新しい声と未来のサウンドスケープ制作に取り組んでいる。
特定非営利活動法人音まち計画
Mail: info@aaa-senju.com
2024年12月1日(日)
屋台:12時30分~16時30分頃
※売り切れ次第終了
昼の部:14時開演
夜の部:17時開演
※昼の部、夜の部は各回30分程度を予定。
都立舎人公園 噴水広場(東京都足立区舎人公園1-1)
アクセス:日暮里・舎人ライナー「舎人公園駅」下車すぐ