アーツカウンシル東京が主催・共催するイベント情報

START Box EXHIBITION vol.3

ジャンル:
  • アートプロジェクト ,
  • その他

若手アーティストを対象に、都営住宅や公社住宅の空き店舗を活用したアトリエを利用しやすい料金で貸し出している「START Box」。

START Boxで活動するアーティストの作品発表の機会として、今回で3度目の実施となる「START Box EXHIBITION vol.3」を開催します。
10名のアーティストの作品展示やディスカッション、トークイベントも開催しますので、ぜひご来場ください。

内容詳細

【開催日】
2025年2月11日(火・祝)~16日(日)12:00~18:00 ※14日(金)のみ20:00まで

【開催場所】
国際ビル1階 YAU CENTER(千代田区丸の内3-1-1)

【内容】
START Boxで活動するアーティストが制作した作品等を展示。ゲストを交えた出展作家とのディスカッションやトークイベントも実施。

特別イベント

◆DISCUSSION+TALK
「選択肢の在り方 〜ギャラリストを招いて〜」
現代美術を取扱うギャラリーLEESAYA代表、李沙耶を迎えて、同時代を生きるギャラリスト、アーティストがそれぞれに考える美術への関わり方について李氏の経験を交えたディスカッションとトークを開催します。(※参加無料、要予約)
 日時:2月11日(火・祝) 14:00~15:00

◆ARTIST TALK
昨年に引き続きインディペンデントキュレーターの長谷川新を迎えて、作品や制作について作家自身の言葉を聞く機会となるトークイベントを開催します。(※参加無料、要予約)
 第1回:2月16日(日) 14:00~15:00:尾形凌、岡田舞子、金丸知樹、島田萌、趙里奈
 第2回:2月16日(日) 15:30~16:30:野々山裕樹、正木美穂、Junko Awatani、WAKO、YUH TAKUNO

予約フォーム

Peatixイベントページからお申込みください。
*申込には事前にPeatixのアカウント登録が必要です。
https://startboxexhibitionevent1.peatix.com/

QRコード

入場料

無料

参加アーティスト/ゲスト

【参加アーティスト】
尾形凌(おがた・りょう)
2001年東京都生まれ。東京藝術大学先端芸術表現科大学院修士一年在学中。日本画や浮世絵、妖怪などに着想を得た作品を制作する。あの世とこの世の狭間に存在する世界を絵画や立体、アニメーションなどを通じて表現。個展に「おじさんin 居酒屋」(うなぎ・やきとり鳥駒、2019)「NIRVANA」(diginner gallery、2023)など。2024年藝大アーツイン丸の内三菱地所賞受賞。

岡田舞子(おかだ・まいこ)
1993年岩手県生まれ。日常の観察から生まれる微細な気づきを起点とし、それを独自の視点で再構築することで、風景や物事に新たな意味や解釈を与える写真作品を制作する。主な参加に2020年T3 PhotoFestival、2023年浅間国際フォトフェスティバルなど。

金丸知樹(かなまる・ともき)
1999年東京都生まれ。2023年武蔵野美術大学クリエイティブイノベーション学科卒業。ある地点からある地点へ行く際の中間地点に介入することを「治療」と捉え、絵画、映像、彫刻などのメディアを用いて制作。実際に自身がキュレーションした展覧会「駅を耕す」において市ヶ谷駅地下通路で行った展示などで「治療」を実践している。主な展覧会に「鳥は何羽いますか?」(LOOPHOLE、東京、2024)など。

島田萌(しまだ・もえ)
1995年東京都生まれ。東京藝術大学絵画科油画専攻卒業。デジタルエフェクトを施した写真をモチーフに描くオイルペインター。肉眼では見えない色彩や歪みも、スマホやパソコなどのデジタルツールが普及している昨今の” 新しいリアル”という考えの元、主に人物画を得意としてきたが、近年ではモチーフとする対象を花や陶器、ガラス細工の置物などにも拡張させ、緻密な描写と色彩豊かな表現の幅を広げている。

趙里奈(ちょう・りな)
1989年北海道札幌市生まれ。東京を拠点に国内外で作品制作・発表を行う。2019年頃から油絵、インスタレーションの制作を始め、コロナ禍での自宅隔離を契機に3DCGを用いた仮想空間の制作を始める。主な展覧会に「DAISY WORLD」(エスパス二ーマイヤー、パリ)、「Gunaikeîon」( FRACイルドフランス、パリ)、「You had me alone」( Talionギャラリー、東京)など。

野々山裕樹(ののやま・ひろき)
1991年東京都生まれ。学習院大学経済学部経済学科卒業。サラリーマンの傍ら、独学で制作を開始。記憶と歴史、映像メディアの探求をテーマとしている。平凡な日常の風景を出発点に、写真と映像を通じて多層的な視点や時間軸を表現し、場所のイメージを再構築する。2021年清里フォトアートミュージアムに作品収蔵。

正木美穂(まさき・みほ)
東京都生まれ。多摩美術大学大学院美術研究科油画研究領域修了。“絵画とは布であり、かつ皮膚のような表層である”との考えに基づき、作品を制作している。近年ではキルティング生地のように画布を縫い、彩色した絵画「キルティング・シリーズ」を制作している。

Junko Awatani
1984年大阪府生まれ。2009年京都工芸繊維大学大学院工芸科学研究科建築設計学専攻修了。建築設計・ランドスケープデザイン事務所勤務を経て、2010年代後半より作品制作を開始。微かな存在感の集積による能動的な風景画の手法を模索している。近作に、色付けした微細な紙片で風景をつくりだす「Sakutei」(2022-)や衛星写真をもとにその場所で採れた土絵具で上塗りする「Earth Painting」(2024-)など。

WAKO
1994年生まれ。神奈川県藤野町育ち、東京在住。2020年東京大学・大学院教育学研究科修士課程修了。2023年美学校修了。COVID-19のパンデミックのなかで制作を開始。意味を弱くするために、毎日のすぐそこに転がっている事物から絵を立ち上げ、ノーリーズンに描いている。

YUH TAKUNO
島根県生まれ。偶発的で抽象的な表現を好み、ペインティング、グラフィックアート、ミューラルなどの方法で作品制作を行う。近年は腕や手など自身の身体(肌)を用いて表現を展開。主に展示会への参加や、企業や施設への作品提供などを行い、出逢いに恵まれながら表現を続けている。


【ゲスト】
李沙耶(り・さや)
ギャラリスト・LEESAYA代表
1987年生。平安時代から栄える目黒不動尊の参道に現代美術を取り扱うギャラリーLEESAYAを2019年にオープン。国籍やメディアにこだわらず、共有し得る時代の問題意識について向き合う同時代のアーティストを積極的に紹介している。2024年3月にはセカンドスペースBackyardをオープンし、美術に留まらず様々なジャンルのクリエイターと共闘し、現代における表現の可能性について探り続ける。

長谷川新(はせがわ・あらた)
インディペンデントキュレーター
主な企画に「クロニクル、クロニクル!」(2016-17)、「不純物と免疫」(2017-18)、「グランリバース」(2019-)、「αM Project 2020-2021 約束の凝集」(2020-21)、反戦展(2022-)、「奈良・町家の芸術祭はならぁと2023 宇陀松山エリア SEASON2」(2023)、「陸路(スピルオーバー#1)」(2024)など。2025年2月から「西澤諭志 個展「1日外出券」をYAU STUDIO奥にて開催予定。

お問い合わせ

公益財団法人東京都歴史文化財団 アーツカウンシル東京
企画部企画課企画係
TEL:03-6256-8853(平日10:00~18:00)
お問い合わせフォームはこちら

開催場所

国際ビル1階 YAU CENTER(千代田区丸の内3-1-1)

チラシ

クレジット

主催
東京都、公益財団法人東京都歴史文化財団 アーツカウンシル東京
協力
有楽町アートアーバニズムYAU

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