アーツカウンシル東京が主催・共催するイベント情報

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FABBERS’ ACTION PROJECT 中間報告会

~FAB×社会課題に取り組むプロジェクト、企画プレゼンテーションをのぞいてみませんか?~

ジャンル:
  • アートプロジェクト

「FABBERS’ ACTION PROJECT」は、現代社会に存在する大小さまざまな課題に光を当て、デジタルファブリケーション(FAB)を中心とするものづくりの力によって課題を解決していくプロジェクトです。

「TOKYO FABBERS」に参加している6つのFABスペースが3つのチームに分かれ、公募で集まった頼もしい仲間とともにテーマごとの「課題解決型ものづくり」に挑みます。今回は中間報告会としてのプレゼンテーションを実施。各チームからどのようなアイデアが生まれ、どんなアプローチをしようとしているかについて報告します。

どうぞ、ものづくりの力の可能性を感じに、お気軽にご参加ください。

各チーム紹介

チーム(1)[FabCafe x Makers’ Base]

【テーマ】
FABでモノを作るための道具をつくる。
【メッセージ】
ものづくりを身近な存在にしたデジタルファブリケーションですが、FABツールを使用して加工したものは、プロトタイピングや最終成果物として完結してしまっているのが現状です。そこでチーム[FabCafe x Makers’ Base]では、デジタルファブリケーションをあくまでもツールとして捉えて、工作道具や治具など、“モノをつくるための道具をつくる”という試みを実施します。
デジタルファブリケー ションと従来のものづくりを対立するものとしてではなく、同列あるいは延長線上のものとして扱い、デジタルファブリケーションだけで完結していてはできなかった新たな表現の可能性を探ります。

チーム(2)[coromoza x IID 世田谷ものづくり学校]

【テーマ】
FABで実現する、公共施設のバリアフリー。
【メッセージ】
たとえば、緩やかな上り坂や下り坂、わずかな段差などであっても、車いす利用者にとっては乗り越えるのが困難なバリアとなってしまう場合があるものです。そこでチーム[coromoza x IID 世田谷ものづくり学校]では、テーマを「FABで実現する、公共施設のバリアフリー」としました。廃校となった中学校校舎を再生活用したIID世田谷ものづくり学校を対象として、チーム全員で施設内を視察し課題を検討。課題を解消できる装置等をFABツールでつくり上げます。
また、完成した装置等はデータをオープンソース化することで、さまざまな場面で
利用できるようにする予定です。

チーム(3)[FabLab Shibuya×HappyPrinters]

【テーマ】
FABの力でオープンソースシェルターをつくる。
【メッセージ】
チーム[FabLab Shibuya×HappyPrinters]のキーワードは「シェルター」です。ここでは、その定義を「自分と周囲の空間を区切るもの」とし、防災やレジャーの分野にとどまらずさまざまな場面を想定してアイデアを考えます。その上で、FabLab Shibuyaが得意とする「硬質素材」とHappyPrintersが得意とする「軟質素材」を組み合わせて、これまでの常識にとらわれない新しいシェルターをつくっていきます。もちろん想定する場面やサイズに規定はありません。また、プロジェ クト内でつくられたものを「オープンソース・シェルター」として広く社会に発表する予定です。

参加費

無料(要事前申込)

申込方法

こちらの申込フォームよりお申し込みください。

※いただいた個人情報は厳重に管理し、本事業に関わるご連絡にのみ使用いたします。

お問い合わせ

TOKYO FABBERS事務局(FabCafe LLP)
〒150-0043 東京都渋谷区道玄坂1-22-7 道玄坂ピア1F
TEL:03-6416-9190
tokyofabbers@gmail.com

開催場所

FabCafe Tokyo
東京都渋谷区道玄坂1-22-7 道玄坂ピア1F
(JR / 京王井の頭線「渋谷」駅より徒歩10分)

クレジット

主催
東京都、アーツカウンシル東京(公益財団法人東京都歴史文化財団)、FabcafeLLP