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2022/01/04

新年のご挨拶

年頭にあたり謹んでご挨拶申し上げます。
皆さまは、新しい年をどのようにお迎えでしょうか。

東京文化プログラム「Tokyo Tokyo FESTIVAL」が、東京2020オリンピック・パラリンピックの延期に伴って期間を昨年9月まで1年延長し、「THE FUTURE IS ART」のスローガンのもとで実施に至りました。芸術文化が、閉塞感に満ちている社会を開放する役割を持つことを示しました。

感染症の影響を受けた2年近くの間に、芸術文化活動に大きな変化が生まれています。
より多くの人が集まることを当然としていた舞台公演や美術展示が、それとは違う方法を模索する中で、作品自体も変わりました。会場を訪れる人とオンラインの画面越しの人が、同時に鑑賞して満足できるための工夫が、新たな創作意欲を駆り立てました。国際共同制作も継続するための努力がみられました。
従来はアクセスの壁を感じていた人が、近づきやすくなるなどの効果をうかがうことができます。

技術の活用や通信環境の向上が、芸術文化に寄与しています。
新たな発想による芸術創造活動を継続できるよう、アーツカウンシル東京は、支援システムの充実を考えていきます。

若手の立ち上がりや芸術文化を身近なものとする取組への支援を追加拡充しており、将来に向かって芸術文化が持つ力を発揮できるような施策展開を図ってまいります。

アーツカウンシル東京は、蓄積を生かして、さらに機能を発揮していきます。
今年も一層のご協力をお願いします。

アーツカウンシル東京
機構長 三好勝則

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3月15日の配信をもちましてメールニュースを終了させていただきました。ご愛読いただきありがとうございました。