アーツカウンシル東京の事業

多摩の未来の地勢図 Cleaving Art Meeting

多摩地域の「地勢」を探ることを通して、一人ひとりが自分の暮らす足元を見つめ直すプロジェクト。2011~2020年度に東京アートポイント計画と共催したNPO法人アートフル・アクションが、多摩地域における中間支援的な働きをしながら、小学校や児童養護施設など多様な団体と協働して事業を行っている。

開催場所

多摩地域

クレジット

主催
東京都、公益財団法人東京都歴史文化財団 アーツカウンシル東京、特定非営利活動法人アートフル・アクション

イベント情報

ざいしらべ 図工 ― 技術と素材について考える

多摩地域の小学校の図工専科教員を主な対象として、個人では手に入れにくい自然素材や大型素材の提供、伝統的な技術や技法、素材、ICTに関するワークショップなどの企画実施を通じて、授業での表現や造形の拡張を促すきっかけをつくります。また技術の取得だけではなく、技術が持つ広がりや役割、歴史的な背景について知見を深めます。
各機関と連携し、素材や技術の情報、ワークショップや授業の様子を整理・アーカイブし、教員や地域とのネットワークづくりを行います。

  • 東村山市立南台小学校連携授業「樹の力」
  • 東村山市教研との共同ワークショップ
    「身の回りの自然から得られる「素材」と「身体」が呼応する工作 #1「竹」」
    「東村山市恩多の竹を採取するワークショップ」
  • 多摩地区図画工作研究会との共同ワークショップ
    「身近な音探しと表現」(講師:須之内元洋(札幌市立大学))
    「地域(生活の場)をどう見るか~風景の観察を通して~」(講師:廣瀬俊介 (ランドスケープデザイナー))

その他、多摩地域の小学校図工専科教員へのインタビューから図工の現場環境のリサーチを行います。
https://cleavingartmeeting.com/zai-quest/

ゆずりはをたずねてみる ― 社会的養護に関わる人たちとともに

社会福祉法人二葉むさしが丘学園のグループホームのスタッフを中心に、音楽やダンス、心とからだをほぐすための小さなエクササイズを通して、肩から力を抜き、隣り合う人々と緩やかに出会い、日々を重ねる時間と場をつくります。
ゲスト:花崎攝(シアター・プラクティショナー、野口体操講師)、松村拓海(ミュージシャン)、はらだまほ(ダンサー)
https://cleavingartmeeting.com/yuzuriha/

多摩の未来の地勢図をともに描く ― 辺境としての東京を外から見る

フィールドワーク編、レクチャー編で構成される連続ワークショップ。フィールドワーク編では、地域で活動するために欠かせないフィールドワークとはどのようなものか理解を深め、実践するために、ゲストアーティストの活動に導かれつつ、参加者が各自のフィールドを探し、向き合うための立ち方、術(すべ)について考えます。
レクチャー編では、出来事、物事の見方、取り組みに関する認識を拡張するために、水俣、ハンセン病、社会的養護といったフィールドで活動する人々をゲストに迎え、話を聞きディスカッションする場を設けます。
年度の後半では、フィールドワークやレクチャーと並走しながら、参加者がそれぞれのフィールドでリサーチや制作に取り組みます。
https://cleavingartmeeting.com/tama-egaku/

レクチャー編
第1回:2021年9月16日
「生きてきてくれてありがとう。安心と楽しいを一緒に育む」
 高橋亜美 (社会福祉法人 子供の家 ゆずりは 所長)
第2回:2021年10月8日
「揺らぎと葛藤を伝える—— 水俣病患者相談の今」
 永野三智 (一般財団法人 水俣病センター相思社職員)
第3回:2021年11月6日
「ハンセン病療養所で描かれた絵画 —— 国立療養所菊池恵楓園・金陽会の作品を見る」
 木村哲也 (国立ハンセン病資料館学芸員)
第4回:2021年12月7日
「分断のなかにつながりを発見する——アートプロジェクト{つながりの家}と「旅地蔵」」
 髙橋伸行 (アーティスト、愛知県立芸術大学教授)
第5回:2022年1月14日
「「なりたい自分になる」とは?―「カマボール」の企画・実施に携わって」
 松本渚(NPO法人釜ヶ崎支援機構職員、NPO法人こえとことばとこころの部屋ココルームときどきスタッフ)
第6回:2022年2月8日
「老い、ボケ、死に向かい合うための演劇」
 菅原直樹(老いと演劇」OiBokkeShi主宰、介護福祉士)

フィールドワーク編(ゲストアーティスト:豊田有希(写真家))
第1回:2021年9月29日
「黒岩地区で写真を撮るということー「あめつちのことづて」の制作をめぐって」
第2回:2021年10月23日
「黒岩の暮らしのことー黒岩地区にお住まいの方々と一緒に」
第3回:2021年11月27日
「多摩地域での制作(1)―リサーチを始めて」
第4回:2021年12月25日
「多摩地域での制作(2)―多摩ニュータウンと堀之内」
第5回:2022年1月22日
「REBORN プロジェクト」坂本展(1)―さかもと復興商店街より
第6回:2022年2月25日
「REBORN プロジェクト」坂本展(2)―展示とその後
第7回:2022年3月12日
「コンタクトシートなどについて」─フィールドワーク、リサーチでの気づきの残し方

たましらべ

自らの立つ場所や居場所をより多層的・多角的に認識するために、土地に積み重なる土壌、自然、歴史、文化、暮らし、人、様々なことを、それぞれが、少しづつ考え、知り、そして見つめ直す試みを行います。月2回程のペースで独自に調べたことを持ち寄り、共有し、議論します。
https://cleavingartmeeting.com/tamashirabe/

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