アーツカウンシル東京では平成25(2013)年度より長期的な活動に対して最長3年間助成するプログラム「東京芸術文化創造発信助成【長期助成】」を実施しています。
この度、助成対象活動報告会の第18回として、令和2(2020)年度から3年にわたり助成したチェルフィッチュによる「ノン・ネイティブ日本語話者との演劇プロジェクト」をご紹介いたします。
「ノン・ネイティブ日本語話者との演劇プロジェクト」は、言語そのものの多様性にまつわる状況を批評的に捉え、演劇の創作を通じて、その表現における可能性を社会に提示することを目的にした3年間のプロジェクトです。1~2年目に、国内の教育機関や関係団体のリサーチ、トークイベント、ノン・ネイティブ日本語話者を対象とした「想像」を使ったワークショップを重ね、3年目にワークショップを通じて出会った日本語が母語ではない俳優とともにつくり上げた演劇作品『宇宙船イン・ビトゥイーン号の窓』を上演。また、本プロジェクトの意義をより広く伝えるため、1~2年目のワークショップ参加者によるプロジェクト紹介や、外部演出家によるワークショップのレポートを「チェルフィッチュnote」にて発信しました。
登壇団体
チェルフィッチュ
登壇者
岡田利規氏(演劇作家・小説家・チェルフィッチュ主宰)
黄木多美子氏(プロデューサー)
水野恵美氏(プロデューサー)
手話通訳
加藤裕子
瀬戸口裕子
司会進行
松谷はるな(活動支援部助成課 シニア・プログラムオフィサー)
※本報告会は主催者の広報及び記録目的に写真・動画・音声の収録を行い、後日アーツカウンシル東京のウェブサイト等でレポート記事として公開します。予めご了承ください。
※手話通訳・UDトークによる情報保障があります。
チェルフィッチュ
既存の演劇手法に捉われない表現を探求する演劇カンパニー。言葉と身体の関係性を軸に方法論を更新し続け、1997年の設立以来、アジア・欧州・北米・南米あわせて90都市以上での上演歴を有する。岡田利規主宰。
岡田利規
演劇作家、小説家、一般社団法人チェルフィッチュ代表理事。
独特な言葉と身体の関係性による方法論や現代社会への批判的な眼差しが評価され、国内外で注目を集める。ドイツの公立劇場のレパートリー作品をはじめ、国際共同制作作品を多数手がける。
黄木多美子
株式会社precog プロデューサー。
2010年より、チェルフィッチュ制作担当として10作品以上のプロデュースのほか、ヨーロッパ・北米・南米・アジア各都市でのツアーマネージメントおよび国内外の営業を担当。2020年より、株式会社precogアーティスト事業部チーフとして、アーティストとのプロジェクトを主軸に国内外事業の企画・営業を担当。
水野恵美
株式会社precog プロデューサー。
2016年より、矢内原美邦、神里雄大、飴屋法水などの国内外公演事業や、東南アジアでの国際事業「Jejak-旅Tabi Exchange」や『プラータナー:憑依のポートレート』に携わる。2020年以降、現在はチェルフィッチュや岡田利規のプロデュース・マネジメントを担当。
無料
アーツカウンシル東京 5階会議室(定員40名)
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申込締切
2024年7月4日(木)12:00
定員になり次第、締め切らせていただきます。
定員になりましたので、受付を終了しました。(2024.06.14更新)
※お寄せいただいた個人情報は厳重に保管し、本報告会に関わるご案内のみに使用いたします。
※内容が変更になる場合があります。予めご了承ください。
「長期助成活動報告会」運営担当(合同会社syuz’gen)
E-mail:act_tj@syuzgen.com
FAX:03-4333-0878
アーツカウンシル東京 5階 会議室
(東京都千代田区九段北4丁目1-28 九段ファーストプレイス5階)