円盤に乗る派の二年目となる今作では「言葉」をクローズアップした。作家・笠井康平氏による言葉を舞台美術として提示したり、詩人・山田亮太氏のワークショップでメンバーが創作した詩を作中に組み込んだりといった、言葉に対する多角的なアプローチを折り込みつつ、登場人物たちがあてもなく街をさまよう物語を通じて、よりよく生きるための考えを模索する演劇の上演を行った。
作・演出・音響:カゲヤマ気象台
出演:キヨスヨネスク、田上碧、日和下駄
【円盤に乗る派】
2008年にsons wo: として設立。2018年に現在の名前に改名。カゲヤマ気象台の作品を定期的に上演する。東京と浜松の二都市を拠点としている。2013年、「フェスティバル/トーキョー13公募プログラム」参加。近作に『幸福な島の誕生』(2019)、『シティⅢ』(2017, 第17回AAF戯曲賞大賞受賞)など。
円盤に乗る派
E-mail: info@noruha.net
BUoY(東京都足立区)
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