アーツカウンシル東京の事業

アジア戯曲エクスチェンジ@2019

  • 団体名 : 亜細亜の骨
  • 区分 : 国際的な芸術交流活動
  • 助成タイプ : 単年
  • 分野 : 演劇

事業概要

日本と台湾でアジア戯曲のリーディング8本と本公演1本を行った。カンパニーの特徴はユニット内に翻訳家がいること。しかし戯曲翻訳は創作の出発点にすぎず、リーディングも今後の本公演を目指しての助走的試みである。海外の演劇人と一緒に作り、共通言語を見つけ出し今後の創作の糧とする。

■日本戯曲リーディング@台湾 台北・嘉義
『阿Q外伝』作:宮本研 翻訳:山崎理恵子・林孟寰・呉明倫 演出:陶維均
『あーぶくたった にいたった』作:別役実 翻訳:山崎理恵子 鴻鴻 演出:黃郁晴
『THE GAME OF POLYAMORY LIFE』作:オノマリコ 翻訳:山﨑理恵子 林孟寰 演出:E-RUN 

■台湾戯曲本公演@東京
『野良犬の家』 作:林孟寰 翻訳:山﨑理恵子 演出:E-RUN

■アジア5作品 戯曲リーディング@東京
韓国『クリスマスに3万ウォン手に入れる確率』・『粉愛』作:オ・セヒョク 翻訳・演出:洪明花
台湾『また今度』作:陳弘洋 翻訳:山﨑理恵子 演出:うえもとしほ
台湾『煙草の健康のHighについて』作:鴻鴻 翻訳:野田容瑛 演出:E-RUN
タイ『4season』作・演出:SHOGO(谷川翔吾)

プロフィール

【亜細亜の骨】
2017年1月に出発した演劇ユニット。メンバーのそれぞれが自分の活動を行いつつ、深いアジアの演劇交流を目指して、作品の紹介や上演を目指していくプラットホーム。2018年8月新宿シアターモリエールで台湾新作演劇『同棲時間』の世界初演にて高い評価を得る。2019年度はアジア戯曲エクスチェンジ@2019を展開し、日本でアジアの戯曲を6本。台湾にて日本戯曲を3本上演。また翻訳した日本戯曲は2020年マレーシアでもリーディングが上演された。創立3年目ではあるがゆっくりと演劇でアジアを繋ぎつつある。

【山﨑理恵子(E-RUN)】
「演劇(劇場)は出会いの場である」を理念に、演劇をアジア交流の手段として活動。主には自身が翻訳した戯曲を現地のメンバーと共に作り現地の観客に届けている。創作上の特色作品として大胆に中国的文化要素を取り入れ、また、社会的現象を盛り込んで行き、観客と作品の距離を縮め、海外戯曲を傍観するのではなく、自分達のすぐそこで起こっている物語として感じさせる。

お問い合わせ

亜細亜の骨
主宰
山﨑理恵子
E-mail : asianrib@gmail.com

実施場所

台北月見ル君想フ(台北/台湾)
嘉義表演藝術中心(嘉義/台湾)
山吹ファクトリー(東京都新宿区)
新中野ワニズホール(東京都中野区)


※事業概要等の情報は、助成をしている団体及び個人より提供されています。