beuys on/off は、ヨーゼフ・ボイスの生誕100年を記念する学際的なアートプロジェクトである。20世紀後半で最も影響力があり、さまざまな議論を巻き起こしたアーティストのひとりであるボイスは、第二次世界大戦にドイツ軍の通信兵として従軍、戦後にアーティストとしてのキャリアをスタートさせた。ボイスは戦後の冷戦を背景に、拡張された芸術概念を掲げ、教育、環境、経済や政治の問題に積極的に関与した。
ボイスの来日した1984年から30年以上が経った今、beuys on/off はユーラシアからボイスへの応答を試みる。ユーラシアで活動するアーティスト、音楽家、アクティビスト、ライター、ドメスティックワーカーや研究者のネットワークを形成しながら、beuys on/off はボイスの多面的な活動を批評的に再解釈し、私達が現在直面している問題につなげ、オンライン、オフラインのチャンネルでボイスの芸術活動のアップデートを行う。
【ゲーテ・インスティトゥート東京】
ゲーテ・インスティトゥートは、ドイツ連邦共和国を代表する文化機関として、世界各地で活動を展開している。
活動の中心となるのは、国際的な協力に支えられた文化活動である。ドイツの文化、社会、政治に関する最新の情報を発信することで、ドイツの全体像を紹介する。また、文化・教育プログラムは異文化交流を促進、異文化体験を可能にし、人と人とのつながりを強めて国際的な交流をサポートする。
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