2人組の舞台作家・小野彩加と中澤陽によるコレクティブ・スペースノットブランクと、劇作家・松原俊太郎の共同制作による新作舞台公演。当初2020年5月に上演予定であったが、新型コロナウイルス感染症拡大防止のため公演を中止し、その振替公演として本事業を企画した。
「人間と人間を目の前にして、言葉の集会所に集まるように舞台を作り、しかしわたしたちは漂うだけかもしれないというささやかさを描く」ことを目的として、スペースノットブランクがこれまでに行なってきた「本人」を基盤とした舞台作品の制作に「戯曲」という新たな基盤を加え、新しい価値を創出することを目指した。
【スペースノットブランク】
小野彩加と中澤陽が舞台芸術を制作するコレクティブとして2012年に設立。舞台芸術の既成概念に捉われず新しい表現思考や制作手法を開発しながら舞台芸術の在り方と価値を探究している。環境や人との関わり合いと自然なコミュニケーションを基に作品は形成され、作品ごとに異なるアーティストとのコラボレーションを積極的に行なっている。
スペースノットブランク
spacenotblank@gmail.com
SCOOL(東京都三鷹市)
※事業概要等の情報は、助成をしている団体及び個人より提供されています。