地歌箏曲は17世紀の江戸時代に京阪の地で盲人演奏家・作曲家であった検校、勾当などによって創作され、今日まで数百曲が継承されている。「地歌ライブ」は、現代における地歌箏曲の継承とその古典演奏の新たな可能性を追求する場として2001年6月に開始し、今回で100回目を迎える。記念公演として、これまで出演してきた人間国宝から若い世代まで助演者20名を交え、全18曲を演奏予定。
【藤本昭子】
九州系地歌箏曲演奏家。幼少より祖母阿部桂子、母藤井久仁江(人間国宝)に箏・三弦の手ほどきを受ける。1995年、第1回リサイタル開催。以後現在まで全16回開催。2001年、「地歌ライブ」を開始。以後二カ月毎に定期開催し、現在まで全94回開催。03年、日本伝統文化振興財団賞受賞、CDアルバム制作。04年、文化庁芸術祭新人賞受賞。06年、ロンドンで「藤井昭子地歌演奏会」開催。以降現在までにオランダ・ベルギー、オールトリア・ハンガリー、スイス他で開催。08年、伝統文化ポーラ賞奨励賞受賞。10年、「地歌ライブ第50回記念公演開催、CDアルバム制作。11年、文化庁芸術選奨文部科学大臣新人賞受賞。19年、高橋翠秋、鶴澤津賀寿、善養寺惠介と共に「SATZ」結成。現在、九州系地歌箏曲家として演奏会・放送等に出演の他、後進の指導に当たっている。正派音楽院講師。
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藤本昭子
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