アーツカウンシル東京の事業

邦楽囃子お稽古部(第2期)

  • 団体名 : 若獅子会
  • 区分 : 区分なし
  • 助成タイプ : 単年

事業概要

【体験する種目】
小鼓、締太鼓
【ひとりの参加者が実技を体験する回数(発表会とそのリハーサルも回数に含める)】
9回
【主な講師名】
若獅子会(堅田喜三郎、藤舎呂凰、福原貴三郎、福原鶴之助、福原百貴、福原百之助、鳳聲晴久、望月左太寿郎、望月正浩)のいずれかが担当。
【事業の特色】
課題曲として、古典の技法を駆使し現代にあったリズム感を意識して作曲し、初心者にも親しみやすい楽曲となっている若獅子会の創作曲『メロスのテーマ』の演奏に取り組み、邦楽を身近な音楽として楽しむ感覚を身につける。お稽古は楽器販売店でもある岡田屋布施で行ない、邦楽囃子の楽器について、また楽器の選び方や購入方法も紹介。発表会は情緒ある向島の見番で、若獅子会が一緒に演奏する。およそ3ヵ月かけ、たっぷりお囃子の魅力を知ることができる体験活動になっている。
【参加者募集時の広報の取り組み(連携・協力・ネットワーク等の工夫)】
募集期間内に実施する若獅子会の主催イベントのほか、会員が出演する演奏会等でチラシを配布。広域に対してはSNSを中心にWEBを活用した広報を展開する。特に岡田屋布施は若獅子会を含め囃子業界にとって重要な基盤を担う業者であり、なくてはならない文化の担い手でもある。本事業については特に岡田屋布施が会場提供だからこそ実現する部分も多くあり、観光連盟や商業組合など地域団体へのアプローチなど、共同し活性化を図る。
【事業の終了後も参加者が継続的な(当助成対象事業以外の)実技体験を行えるようにするための工夫】
講師(若獅子会会員)がそれぞれ稽古場をもっているので、希望者は自分に合った立地や講師を選択してお稽古を継続することができる。また、団体稽古とは違った個別のお稽古場の体験や見学など、自分にあったお稽古のスタイルが見つかるまで、若獅子会事務局がサポートする。

プロフィール

【若獅子会】
2006年に同世代の邦楽囃子方が流派を超えて設立。当初は古典の勉強研究が中心であったが、2010年より創作曲を発表。主催演奏会のほか、ライブハウス等での小規模なライブや映像配信などを企画・実施。外部団体主催公演への出演も多数。2016年に『若獅子Ⅰ』で中島勝祐創作賞、2017年に第9回創造する伝統賞を受賞。2018年、2020年には文化芸術による子供育成事業(文化庁)に参加。

お問い合わせ

若獅子会
事務局
TEL:080-7807-5965
e-mail:info.wakazishikai@gmail.com

実施場所

岡田屋布施(東京都台東区)、向嶋墨堤組合見番(東京都墨田区)


※事業概要等の情報は、助成をしている団体及び個人より提供されています。