自分の常識やイメージに他者をあてはめることの暴力性や内在化された自己抑圧を、生活において使う言葉の範囲をこえずに表現することに取り組んだ新作公演。劇場ではなくカフェスペースにて上演し、時間によって変わりゆく窓からの自然光もとりこんだ作品。
出演
風葵、斎藤友香莉、鹿内和郎、鈴木里菜、高橋あずさ
スタッフ
作・演出:坂本奈央
音響:佐藤こうじ(Sugar Sound)
照明:中山愛弓(LICHT-ER)
映像撮影・編集:稲川悟史
写真撮影:坂本菜美
宣伝美術:坂本奈央
制作補佐:伊藤優花
演出助手・音響操作:佐々木桃香
【終のすみか】
日常的なシーンを基盤とした現代劇を行う。他者とのコミュニケーションにおいてのわずかな齟齬や違和を蓄積し、言語化されないが感じえるものを、舞台上の空気、状況、流れる時間に落とし込む。
また“孤独の絶対性”(=他者とひとりの人間にはなれないこと)にふれ、さらにはそれが等しく全人類に当てはまること、つまりは平等性も備わっていることを説き、“ひとりであること”を、悲しみのおびた安心感としてメッセージにし、発信をしていく。
カフェ ムリウイ(東京都世田谷区)、オンライン配信
※事業概要等の情報は、助成をしている団体及び個人より提供されています。