今や中国の映画マーケットは世界第1位の興行収入、世界2位の製作本数を誇っている。その一方で、映画文化は国家によって未だに強く規制されている。中国における作家主義的な映画は、国家の規制とバランスを取りながら、常にその歴史を築いてきた。政治・社会状況の激しい変化の渦中にある現在の中国で、天安門事件以降に生まれた新たな世代が、現代の映画表現に新しい息吹を吹き込んでいる。中国映画の「今」と「これから」を知ことのできる近年の代表作を6プログラムで上映。また、中国インディペンデント映画の現状を紹介するシンポジウムも実施した。
【イメージフォーラム】
1971年に設立された「アンダーグラウンド・センター」を前身として1977年に「イメージフォーラム」に改称。1972年よりシネマテーク活動を開始し、実験映画・インディペンデント映画を中心に上映。その後映像作品の配給も行いつつ、1977年にイメージフォーラム映像研究所を設立して映像作家の育成も行う。1987年からは映画祭「イメージフォーラム・フェスティバル」を開始し、現在まで継続して開催している。
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イメージフォーラム
ディレクター
門脇健路
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シアター・イメージフォーラム(東京都渋谷区)
スパイラルホール(東京都港区)
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