あなたは「クラリネット」と聞いてどんな音を想像するだろうか。あたたかい音色、音域による個性、弱音の雄弁さ、敏捷性……そんな魅力をもつこの楽器に、今までたくさんの作曲家が作品を生み出してきた。
しかし、それでもまだまだ引き出せる可能性はないだろうか? そう考えたSymnapseメンバーにより、この度7曲の作品が新たに書き下ろされた。
これらの作品が、クラリネットを誰よりもよく知る現役の東京藝術大学生によって初演される。彼らのハイレベルなパフォーマンスはもとより、作曲陣との化学反応によってさらなるクラリネットの側面を知る一夜となるだろう。
プログラム:SYZYGYSYZ(湯地晃太郎)、Agitation for 6 clarinets(中村陽太)、悠遠素描Ⅲ –バスクラリネット独奏のための–(後藤元信)、クラリネット六重奏のための組曲(姫野七弦)他
クラリネット:野辺かれん、石田理雄、河合莉奈、林みのり、五十嵐美羽、山村園子
【Symnapse】
Symnapseは若手作曲家によるグループである。
2022年11月に開催した第1回作品展を皮切りに、吹奏楽経験と現代音楽の作曲という共通項を持ったメンバーにより、新たな音楽の可能性の追求とその普及を目指した活動を行なっている。
Symnapse
姫野 七弦
symnapse@gmail.com
江東公会堂 ティアラこうとう小ホール(東京都江東区)
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