再演性の高い現代音楽と、サクソフォンとピアノというクラシカルな編成における現代的な語法の作品作り。また、サクソフォン族の中でも比較的地味なテナー・サクソフォンの新たな可能性を探る作品作り。
<プログラム>
ケルクリーニュ/アレクサンドロス・マルケアス(日本初演)
陽炎に沈む/坂田直樹
五つの細密画/台信遼 *KIM氏とのトリオ
遊び・ポリクロミー/中橋祐紀(世界初演)
メロディア・ラビーレ/酒井健治
垂直のこだま/坂田直樹(世界初演)
出演:Duo NéMeu 清川美穂(サクソフォン)・奥田ななみ(ピアノ)
ゲスト:K I M Sengyun (ヴィオラ、五つの細密画)
【デュオ・ネム】
2021年、パリ国立高等音楽院第三課程DAIに在籍していた、清川美穂(サクソフォン)と奥田ななみ(ピアノ)の二人で結成。2022年、同音楽院修士課程室内楽科に合格。これまでに、パリ内外の美術館や音楽院、音楽祭などで、クラシックから現代音楽、即興演奏のコンサートを開催。
また二人は共にパリ国立高等音楽院第三課程に2022年度より新設された、アーティスト・ディプロマに在籍中。同課程で結成されたアンサンブル・ネクストでは、数々の新作の初演や、アンサンブル・アンテルコンタンポランやアンサンブル・クールシルキュイ等の団体との共演を果たしている。現代音楽と室内楽に対し共通の情熱を持ち、今回のリサイタルにおいては『再演性の高い新曲』をテーマに、テナー・サクソフォンとピアノのための3作品を委嘱した。
デュオ・ネム
代表
清川美穂
duonemeuinfo@gmail.com
小金井宮地楽器ホール 小ホール(東京都小金井市)
※事業概要等の情報は、助成をしている団体及び個人より提供されています。