ろう者が自分の言語である手話、そして実際に活躍しているロールモデル、英国のルイス・ニーリング監督や今井ミカ監督などから映画制作を直接学べる場「ろう映画制作者育成講座 基礎編・実践編」を2024年1月から2月にかけて開催した。参加者は11名。基礎編で映画制作の基本や脚本、撮影などのいろはを提供し、実践編で2チームに分けて約10分の短編を制作、上映会を実施した。この事業は、ろう者難聴者が制作現場に当たり前にいる社会へ展開していくための基盤づくりを図った。
【一般社団法人日本ろう芸術協会】
前身団体は東京ろう映画祭実行委員会(任意団体)。ろう者実演家を中心に構成されており、ろう芸術の活性化を図る団体。東京国際ろう映画祭の運営の他、ろう学生のための映画制作ワークショップなどの企画を行なってきた。昨年法人化し、映画や舞台、アートなどの芸術活動を行うろう者と聴者を繋ぐ窓口を担う。
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代表理事
牧原依里
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