本事業はこれまでルサンチカが行ってきたインタヴューにおける舞台作品の新作である。
生活してみると見えてくる理想の場所だった東京の現実。東京に抱いていた夢、夢のための東京、東京で叶えた夢、東京で失った夢、様々な夢を舞台上に配置することにより、私たちによる私たちのための「TOKYO」を作る。何者になれたかもしれないし、なれなかったかもしれない私たちが、ここにいたことを残すために出演者たちと共に『TOKYO PIPE DREAM LAND』を上演した。
出演:井浦サヨナラ、沢栁優大、中條玲、御厨亮
演出・構成:河井朗
ドラマトゥルク・舞台監督:蒼乃まを
照明:黒太剛亮
制作:黒澤たける
記録:manami tanaka
企画・製作・主催:ルサンチカ
【ルサンチカ】
河井朗が主宰、演出する実演芸術を制作するカンパニー。ここ近年は年齢職業問わずインタヴューを継続的に行い、それをコラージュしたものをテキストとして扱い上演を行う。そのほかにも既成戯曲、小説などのテキストを使用して現代と過去に存在するモラルと、取材した当事者たちの真実と事実を織り交ぜ、実際にある現実を再構築することを目指す。
ルサンチカ
代表・演出
河井朗
ressenchka@gmail.com
アトリエ春風舎(東京都板橋区)
※事業概要等の情報は、助成をしている団体及び個人より提供されています。