異なるジャンルを主として活動するベーシスト田辺和弘、瀬尾高志、田嶋真佐雄によるコントラバストリオThe Bass Collectiveによる永福町ソノリウムでの初のホール公演にして期を同じくして福盛進也、花井雅保のレーベル「nagalu」よりリリースされた初アルバム「瞬く森」のレコ発ライブ。楽器に張られたガット弦の響きを活かした3人それぞれの自作曲「Echoes of Moonlight」「白い梟」「ただ月をながむる」など10曲ほどを演奏。一般的なアンサンブルとは異なる他にはないサウンドで日本のコントラバス界への刺激となると共にその原始から未来へとつながる響きを世界に発信する。
【田辺和弘】
クラシック、アルゼンチンタンゴ、即興などで活動するコントラバス奏者。東京芸術大学卒業後タンゴと出会い国内のタンゴ奏者はもとより本国アルゼンチンの若手から黄金時代の奏者とも多く共演している。即興演奏の第一人者である齋藤徹との共演において大きな影響を受け即興演奏を活かしたアプローチでの演奏を模索するようになる。現在では喜多直毅クアルテット、The Bass Collectiveなどのバンドに参加しながらソロでの演奏でも音楽の持つエネルギーを表現するべく活動している。
永福町ソノリウム(東京都杉並区)
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