ギャラリーや美術館とは違う、プライベート空間としての住居で展覧会を開催した。
jia jia houseでは家主家族4人+血縁関係のない2人で共同生活が試される。
主な展示会場としたアトリエ(普段の制作場)では映像、絵画のインスタレーションを行い、来場者にはほぼ貸切で鑑賞してもらう。
共有部分では会場に来てくれた方と対話する場として、建築士に「日常生活を借りて」「居場所のデザイン」をしてもらった。
そこには、作家の気になる本(展覧会の関連本や、作家のおすすめではない)や、声以外のコミュニケーションを取れるようにスケッチブックと描くものを置いた。
【井上瑞貴】
熊本出身で現在東京都を中心に作家活動を行っている。
日常生活で出会う違和感や怒りの原因となる中心周縁の関係について、個人の語りから着想し作品を作っている。近年、ホワイトボードやエポキシ樹脂を使用した絵画、映像、テキストを使った作品などを制作し、インスタレーションとして発表している。
inouemizuki0128@gmail.com
ジャジャハウス(東京都町田市)
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