本事業は〈管打楽器合奏の限界と可能性~シェーンベルク以降の種々相〉と題し、生誕150年となるアルノルト・シェーンベルクを主軸として開催した。音楽的価値の高い作品の継承・発展を重要視したプログラミングを意図している。加えて、レパートリーの拡大、作曲家の創作意欲の向上、活性化を図るために、今回は委嘱世界初演、電子音楽との共演を行った。
プログラム
アルノルト・シェーンベルク / 主題と変奏 作品43a(1943)
ピエール・ブーレーズ / イニシャル(1987)
武満徹 / ガーデン・レイン(1974)
白岩優拓 / INVITATION VII〈祈りと魔法〉(世界初演)(2024)
西岡龍彦 / 独奏フルートとコンピュータ、ウインド・オーケストラのための『夢のかたち』(2024・改訂初演)
西村朗 / 秘儀lX〈アスラ〉(2023)
演奏:現代奏造Tokyo
指揮:板倉康明
独奏フルート:石田彩子
コンピュータプログラミング&オペレート:福澤龍一
音響:富 正和(M-AQUA)
【一般社団法人現代奏造Tokyo】
現代社会における音楽の在り方に対する様々な問題意識を共有する若手音楽家により2016年に結成された管打楽合奏団。この編成に特化した現代音楽作品を中軸に創造的活動を行なっている。定期演奏会を軸に年6回のノナカ・アンナホールにてのシリーズコンサート、室内楽コンサートの主催公演、NHK-FM「現代の音楽」、「東京・春・音楽祭 桜の街の音楽会」、日本作曲家協議会主演公演「日本の作曲」等に出演し、好評を得る。
〒107-0052東京都港区赤坂2丁目20番16号第3村嶋ビル302「オフィスKATO合同会社」内
一般社団法人現代奏造Tokyo
副代表
山田祐将
090-6273-6420
gendaisouzou.tokyo@gmail.com
渋谷区文化総合センター大和田 さくらホール(東京都渋谷区)
※事業概要等の情報は、助成をしている団体及び個人より提供されています。