美術家ユニットKOSUGE1-16が全国各地で展開するアートプロジェクト「どんどこ!巨大紙相撲」を「北斎すみゆめ場所」と称して、相撲と縁の深いすみだの地で実施する。墨田区内4カ所に設けた「部屋」で「巡業」と称するワークショップを行い、チームごとにアイデアを出して、ダンボールで本物サイズの巨大力士を制作、子どもたちの豊かな発想から四股名や得意技もユニークな力士が誕生する。各部屋から総勢40体の力士が集う「本場所」はトーナメント方式で取組を進め、みんなで土俵をたたいて最強力士を決めていく。親方が解説を務め、呼出が太鼓を披露し、相撲甚句や弓取式の実演も交えて、すみだに息づく相撲文化を紹介。タニマチとして地元事業者が懸賞品を授与するなど、相撲関係者や地域の協力を得ながら開催する。
【「隅田川 森羅万象 墨に夢」実行委員会】
「隅田川 森羅万象 墨に夢」(通称:すみゆめ)は、すみだ北斎美術館の開設を機に2016年に始まったアートプロジェクト。葛飾北斎が90年の生涯を過ごしたすみだの地を中心に、芸術文化に限らず、あらゆる表現を行っている人たちがつながりながら、この地を賑やかに彩っていくことを目指す。「北斎」と「隅田川」を主なテーマに、すみだの地域資源を活用する多彩な企画を、毎年秋の4か月にわたり、まちなかや河川空間などで展開している。
東京都墨田区錦糸一丁目2番3号 公益財団法人墨田区文化振興財団内
「隅田川 森羅万象 墨に夢」実行委員会
統括ディレクター
荻原康子
0356085446
sumiyume@sumida-bunka.jp
すみだリバーサイドホール・イベントホール(東京都墨田区)
※事業概要等の情報は、助成をしている団体及び個人より提供されています。