Recreation(wet)

recreation(wet) 撮影:阪中隆文

recreation(wet) 撮影:阪中隆文

recreation(wet) 撮影:阪中隆文
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事業概要
阪中隆文による個展「Recreation(wet)」は、クライミングを軸に、ホワイトキューブという近代的展示空間への批評的アプローチを展開する新作シリーズである。これまで廃材を用いた登攀や空中生活など、身体的行為を通じて空間に介入してきた阪中は、本展で泥や土を導入し、展示空間で「遊ぶ」実践を行う。壁には泥のホールドが設置され、作家自身が登ることで泥は拡散し、空間や外部へと広がっていく。余暇を意味する「Recreation」と、後ろめたさや危険性を示唆する「wet」によって、遊びと制度、自然と人工の境界が揺さぶられる。泥という本来排除されてきた要素を持ち込むことで、美術と遊びの共通性を浮かび上がらせつつ、制度批判とユーモアを併せ持つ実践となっている。
- 実施時期
- 2026年2月4日-2月22日
- 実施場所
- Art Center Ongoing(東京都武蔵野市)
プロフィール
【阪中 隆文】
1989年東京生まれ。多摩美術大学造形表現学部映像演劇学科卒業。暗渠、ビルの天井裏、床下、古墳、空き地など都市や建築の周縁的領域に着目し、写真・映像・インスタレーションを制作する。遊びのような行為によって、社会の変化のなかで生まれる空白の空間を個々の身体や感情とコラージュのように結びつける。




