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国際招聘プログラム

若手の文化・芸術関係者を海外から招き、東京文化発信プロジェクト事業等の視察や日本の関係者との交流・意見交換を行います。帰国後、参加者に視察内容やその評価を自国にて発信してもらうほか、関係者とのネットワークを形成・強化することで、東京の文化の国際発信につなげていきます。また、11月8日(土)には文化・芸術関係者との『プレゼンテーション&意見交換会』を実施します。

参加者

マグダレーナ・アルペ
マグダレーナ・アルペ
(ブエノスアイレス)
南米美術館文学プログラム・アーツマネージャー
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ヘルマン・バシロン・メンドリッキオ
ヘルマン・バシロン・メンドリッキオ
(バルセロナ)
文化とモビリティ研究、美術批評
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アマル・イッサ
アマル・イッサ
(ベイルート)
ホーム・ワークスペース・プログラム HWP ディレクター
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トビ・ミュラー
トビ・ミュラー
(ベルリン)
ジャーナリスト、ポップミュージック及び演劇
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ジェイク・オルロフ
ジェイク・オールロフ
(コロンボ)
劇作家・俳優・演出家
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マグダレーナ・アルペ(ブエノスアイレス)| Magdalena Arrupe
【南米美術館文学プログラム・アーツマネージャー】

1982年ブエノスアイレスに生まれる。ブエノスアイレス大学にて文学を学ぶ。
2007年よりブエノスアイレス南米美術館(MALBA)の文学プログラムに従事、コンファレンス、朗読会、交流プログラム、研究ワークショップ、本の紹介イベントなどを手がけている。このプログラムはこれまでに年間を通じて500人以上の作家を国内外から招聘するほか、2008年に創設された同美術館主催のブエノスアイレス国際文学祭にも作家を送り込んでいる。フェステさらにフリーランスのアーツマネージャーとして公的・民間機関双方にて多数の催事をコーディネート、プロジェクト・マネージャーとしても活躍。アートにおける「リアリズム」を議論する分野横断型のミーティングNarrativas de lo Real( General San Martín University 2013)や、南米各国より11名の劇作家と美術家を招き世界最南端都市ウシュアイアという特殊な状況でフィクションを創り出す、新しいナラティブのためのイベロアメリカン・フェスティバル Finn(2010)にも関わった。ブエノスアイレス市の独立系出版社の仕事もしている。

アマル・イッサ(ベイルート)| Amal Issa
【ホーム・ワークスペース・プログラムHWP ディレクター】

1979年ベイルート生まれ・在住。2013年3月よりアシュカル・アルワン(レバノン造形芸術協会)が組織する研究プログラム ホーム・ワークスペース・プログラム (HWP)のディレクターをつとめる。今年4回目となる同プログラムは、新進気鋭のアーティストやその他の文化芸術関係者が、新しいフォルムの探求、歴史との取り組み、そして批評のスキルをアシュカル・アルワンのインフラストラクチャとベイルート市内のリソースを用いて発展させることを可能にしている。毎年HWPのカリキュラム委員会は1人もしくは複数のレジデント・プロフェッサー(RP)を招聘。RPが当該年度のプログラムをリードし、ワークショップ、セミナー、批評を中心としたカリキュラムを展開、参加者とRPやゲストスピーカーとの1対1の対話を実施する。HWPは自由な個別指導のプログラムで、業績に応じて参加者にスカラシップを提供している。HWPのカリキュラムによる活動の多くは一般に公開されている。http://ashkalalwan.org/about-hwp-study-program/

ヘルマン・バシロン・メンドリッキオ(バルセロナ) |
Herman Bashiron Mendolicchio

【文化とモビリティ研究、美術批評】

1979年イタリア生まれ。バルセロナ大学で「アート史、アート論と批評」にて欧州PhD 取得。「アート、建築、デジタル社会」(同大学)研究グループPhD フェロー、国際プラットフォーム「グローバル・ヴィジュアル・カルチャーズ」共同研究者、また同大学アートマネジメント・プログラム客員教授。現在の研究分野は、現代芸術・文化政策における異文化間のプロセス、グローバリゼーション、モビリティ、さらに地中海地域における芸術・教育・メディア・芸術文化実践、アジア・欧州間の文化協働と文化政策、アート・コミュニケーション・現代社会におけるニューテクノロジーのインパクト、等。様々な国際会議に登壇、プロジェクトを手がけるほか、欧州・アジア・中東地域のリサーチ・レジデンシーに参加。アート批評やキュレーションも手がけ、アジア欧州財団(ASEF)のCulture 360 やELSE – Transart Institute といった国際マガジンに寄稿し編集にも参加するほか、現代美術と思考のためのプラットフォームInterArtive (http://www.interartive.org)を共同創立。現在は国連大学のポストドクトラル・リサーチャーでもある。

トビ・ミュラー(ベルリン) | Tobi Müller
【ジャーナリスト、ポップミュージック及び演劇】

スイス生まれ。チューリヒとベルリンの大学で文学を学ぶ。10年ほどスイスの新聞とテレビで芸術を担当し、特に演劇とポップ・ミュージックを手掛けた。2009年ベルリンに移り、フリーランスの批評家、キュレーター、プレゼンター、作家として活動。ベルリン演劇祭やベルリン・ドイツ座の劇作家フェスティバルなどの審査員をつとめた。ベルリンのフォルクスビューネ劇場にて4年にわたり、ポップ・トークショーのホストもつとめた。現在はドイツ座の企画に関わるほか、チューリヒの劇場で俳優の兄とともにドキュメンタリー演劇も手がけている。また、複数の新聞に記事を書き、ラジオの芸術専門番組の制作にも関わっている(Deuschlandradio Kultur)。2013年よりドイツ連邦政府がベルリンのプロジェクト助成を担うベルリン首都基金の審査員をつとめる。

ジェイク・オールロフ(コロンボ) | Jake Oorloff
【劇作家、俳優、演出家】

劇作家、俳優、演出家。スリランカ・コロンボ在住。最新作 Othered Histories はコロンボ・アート・ビエンナーレ 2014 のライブ・アート部門にオープニングに招待された作品で、前作のMy Other History (作・演出、2012)をベースにしている。同じ2012年にはThe Gaza Mono-Logues– をパレスチナのAshtar Theatreと共に創作。2010年はドイツ文化センター( Goethe-Institut) と共同でThe War Reporter を手がけた。最近の出演作にUnearthed (コロンボ、2012), Absence (コロンボ・ダンス・プラットフォーム、2012), Letters (コロンボ・ダンス・プラットフォーム、2012)など。個人の物語や実体験にもとづく作品が多い。ここ10年ほど、戦争を背景にした作品を手がけ、権利と自由獲得のために闘争をテーマにしながらその中の個人のありかたと多様な視点を求めている。また、Floating Space Theatre Company の創立メンバーでもあり、2007年から2012年までその芸術監督を務め、現在もなお共同で作品創作を行っている。

プレゼンテーション&意見交換会 参加お申し込み
日 時 平成26年11月8日[土] 15時~17時(14時30分開場)
会 場 ブリティッシュ・カウンシル 東京都新宿区神楽坂1-2 研究社英語センタービル
参加費 無料
定 員 40名
申込み方法 【1】FAX:専用の申込み用紙に記入の上、03-5439-4521に送信
・専用の申込み用紙は、こちらからダウンロード可能
・専用の用紙がダウンロードできない方は、必要事項を記載の上、上記番号に送信。
【2】メール:必要事項を記載の上、mecenat@mecenat.or.jpに送信
必要事項:件名に「プレゼンテーション&意見交換会お申込」とご記入の上、お申込者の①氏名、②所属【会社名・役職など】(会社・団体未所属の方は不要)、③電話番号・FAX番号(お持ちでない方は不要)、④メールアドレス(お持ちでない方は不要)、⑤ご希望の連絡方法(メール・TEL・FAX)
申込み期間 10月30日(木)17:00まで受付
※なお、定員に達しなかった場合には、引き続き先着順にて受付を行います。
  • 東京文化発信プロジェクト
  • Tokyo Creative Weeks

主催 : 東京都、東京文化発信プロジェクト室(公益財団法人東京都歴史文化財団)