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北斎小唄 そぞろ歩き すみだの節気

採択団体・個人名
明暮れ小唄
助成区分
地域芸術文化活動応援助成
助成タイプ
単年

2025年度 第1期 地域芸術文化活動応援助成

事業概要

二十四節気や五節句などの行事や生活の工夫を題材として「小唄」と「日本美術」を融合させた公演。明暮れ小唄の千紫巳恵佳と小唄幸三希が演奏する小唄31曲と葛飾北斎や歌川広重らの浮世絵48点で構成し、季節の移り変わりと江戸の人々の暮らしを描写した。生涯を隅田川界隈で暮らした葛飾北斎父娘や辰巳芸者と船頭の会話を創作し、進行役の落語家が話すことで、観客にあたかも江戸の町をそぞろ歩きしているような空間を作り上げた。また、笛、太鼓、鉦などのお囃子が場面の臨場感を高めた。節気や行事の起源や意味を紹介しながら、隅田川流域の風土・文化の豊かさを再認識し、伝統芸能や日本美術のすばらしさを再発見するきっかけを提供した。

実施時期
2025年10月19日(日)
実施場所
YKK60ビル AZ1ホール(墨田区)

プロフィール

【明暮れ小唄】
小唄演奏家、千紫巳恵佳と小唄幸三希による小唄演奏ユニット。葛飾北斎を中心とした浮世絵映像を背景とした公演「北斎小唄」シリーズを2021年から続演。2023年には、人形浄瑠璃の文楽人形と共演した演奏会を企画開催した。また、岐阜県高山市の重要文化財の建造物で演奏を収録した映像をYouTubeで公開。日本の酒情報館主催の日本酒と和菓子を交えた小唄ライブなど、従来の小唄演奏会スタイルに拘らない活動を続け、伝統芸能としての小唄の認知度向上、普及に努めている。