
- 開催時期
- 2026年1月18日(日)14:00~17:00
(開場:13:30) - 開催場所
- YKK60ビル AZ1ホール
(東京都墨田区亀沢3-22-1)

中間支援の担い手を招き、地域に伴走する“つなぎ手”の実践を共有するトークイベント
公益財団法人東京都歴史文化財団 アーツカウンシル東京は、東京都とともに、地域社会を担うNPO等と協働しながら、社会に対して新たな価値観や創造的な活動を生み出す「東京アートポイント計画」に取り組んでいます。個人が豊かに生きていくための関係づくりや、創造的な活動が生まれる仕組みづくりを目指し、さまざまな共催団体とともに実験的なアートプロジェクトを実施してきました。
その一環として、まちなかでの文化事業やアートプロジェクトに必要な視点を深めるトークイベント「Artpoint Meeting」の第17回を、隅田川流域で展開するアートプロジェクト「隅田川 森羅万象 墨に夢」と連携し、YKK60ビル AZ1ホールにて2026年1月18日(日)に開催します。
アートプロジェクトは、地域の多様な人々や異なる分野をつなぎ、新たな出会いやコミュニティの交流を生み出します。その特性をいかすには、地域内外のさまざまな関係性を編み直す“つなぎ手”の役割が欠かせません。
今回のフォーラムでは、地域に寄り添いながら文化芸術を支援する環境づくりに取り組む信州アーツカウンシルと、マイクロ・アート・ワーケーション(MAW)などを通じて暮らしと文化の関係を編み直しているアーツカウンシルしずおかから、「コミュニティに伴走するつなぎ手」として活動するゲストを迎えます。各地の具体的な実践を共有しながら、“つなぎ手”のはたらきの意義や可能性、地域の活動がよりよく育まれるためのかかわりかたについて議論します。
タイムテーブル
2026年1月18日(日)
- 14:00~14:40
- セッション1
「“つなぎ手”は、なぜ必要なのか?」
話し手:荻原康子(「隅田川 森羅万象 墨に夢」統括ディレクター)、森司(東京アートポイント計画ディレクター) - 14:40~15:40
- セッション2
「地域の文化を育む、伴走者の“はたらき”とは?」
話し手:野村政之(信州アーツカウンシル ゼネラルコーディネーター)、立石沙織(アーツカウンシルしずおか プログラムコーディネーター)、若菜ひとみ(アーツカウンシルしずおか アシスタントコーディネーター) - 15:40~15:50
- 休憩
- 15:50~16:50
- ラウンドテーブル
モデレーター:佐藤李青(アーツカウンシル東京 プログラムオフィサー) - 16:50~17:00
- クロージング
*イベントの内容は変更となる場合がございます。
定員
80名(要事前申込)
参加費
無料 *手話通訳あり
申込方法
申込フォーム
https://tarl.jp/forms/apm17/
申込締切
2026年1月17日(土)
*定員になり次第、申し込みを締め切ります。
*お預かりした個人情報は、本事業の運営及びお知らせのみに使用します。
登壇者プロフィール
信州アーツカウンシル

信州・長野県の多様な地域文化や文化芸術の創造性を持続的に発展させることを目的に2022年に始動。県民・地域主体の文化芸術活動への助成、相談・助言などの寄り添い型の支援を行うとともに、大学、公的機関、市町村など多様な主体とゆるやかに連携しながら、人口減少や気候変動などの課題、地域資源を活かした新たな価値創造にむけた、文化芸術を媒介とした協働・共創の環境づくりを行う。
野村政之(信州アーツカウンシル ゼネラルコーディネーター)

1978 年長野県生まれ。信州アーツカウンシル((一財)長野県文化振興事業団)ゼネラルコーディネーター。舞台芸術の企画・制作やドラマトゥルクとして創作現場に、コーディネーター等として公的芸術文化支援に並行して携わる。長野県内の公共ホール、東京の小劇場での活動、アーツカウンシル東京アーツアカデミー調査員、沖縄アーツカウンシルプログラムオフィサー、長野県県民文化部文化政策課文化振興コーディネーターなどを経て、2022 年 4 月より現職。
マイクロ・アート・ワーケーション(MAW)

アーツカウンシルしずおかが、アーティスト等のクリエイティブ人材と地域住民が出会うきっかけづくりのため、2021年度より実施している事業。地域の魅力や資源の再発見に加え、クリエイティブ人材が県内各地の人々と交流することで、自身の表現活動へのインスピレーションを得ることを主な目的としている。通称はMAW(マウ)。
立石 沙織(アーツカウンシルしずおか プログラムコーディネーター)

大学でアートマネジメントを専攻後、神奈川県や宮城県のアートプロジェクトでコーディネーターを務め、2014年よりNPO法人黄金町エリアマネジメントセンターに所属。展覧会やAIRプログラムの企画・広報を担当する傍ら、2017年から静岡県文化プログラムのアシスタント・コーディネーターを兼務。2021年より現職。住民主体のアートプロジェクト支援のほか、近年は空き家活用プロジェクト「fresh air」を立ち上げ、他分野との連携を進めている。
若菜 ひとみ(アーツカウンシルしずおか アシスタントコーディネーター)

自治体職員として若手芸術家の支援やミュージアムの企画運営など文化振興業務に従事する。2011年より宇都宮市内の劇団に所属し、プロデュース公演を行うなど制作の実績を重ねる。ダンスや歌が未経験な方と共に、いっときのステージを作り出すフラッシュ・モブ・ハプニング主宰。2017年に開局したコミュニティFMにて映画番組を立ち上げ、運営に関わる。2022年より現職。マイクロ・アート・ワーケーション担当4年目。
「隅田川 森羅万象 墨に夢」(通称:すみゆめ)

すみだ北斎美術館の開設を機に2016年から始まったアートプロジェクト。墨田区及び隅田川流域で、芸術文化に限らず森羅万象あらゆる表現を行っている人たちがつながり、この地を賑やかに彩っていくことをめざす。「北斎」「隅田川」を主なテーマに、すみだの地域資源を活用する多彩な企画を約4カ月にわたって展開。主催企画のほか、公募によるプロジェクト企画を実現すべく事務局が伴走する。
荻原康子(「隅田川 森羅万象 墨に夢」統括ディレクター)

複数のアーティスト・イン・レジデンスに関わった後、INAX文化推進部、キュレーター・オフィスに所属。2001年、企業メセナ協議会入局。顕彰事業、機関誌、セミナー等を担当する他、アサヒビールのメセナ活動のコーディネートに携わる。2011年に事務局長就任。2017年、墨田区文化振興財団で常務理事を一期務めた後、2019年よりアートプロジェクト「隅田川 森羅万象 墨に夢」統括ディレクター。2020年、上田市交流文化芸術センター総合プロデューサー着任、2025年より館長を兼務する。
クレジット
- 主催
- 東京都、公益財団法人東京都歴史文化財団 アーツカウンシル東京
- 後援
- 墨田区
- 協力
- 「隅田川 森羅万象 墨に夢」実行委員会
- 運営協力
- 一般社団法人 藝と
お問い合わせ
公益財団法人東京都歴史文化財団 アーツカウンシル東京
事業部事業調整課 事業調整係
tarl*artscouncil-tokyo.jp(*を@に置き換えてください)




