墨の響 絃の彩~書と箏の織りなす世界~
※採択時点での情報です。
- 採択団体・個人名
- 書彩家 結鶴
- 助成区分
- スタートアップ助成
- 助成タイプ
- 単年個人
令和4(2022)年度 第3回 スタートアップ助成

墨の響 絃の彩~書と箏の織りなす世界~ 撮影:金曽武彦

墨の響 絃の彩~書と箏の織りなす世界~ 撮影:金曽武彦

墨の響 絃の彩~書と箏の織りなす世界~ 撮影:金曽武彦
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事業概要
古典的な「書」からの脱却を試み、新しい「書による表現」を追求し続けた作品を展示する。箏奏者で、オリジナル楽曲を多数作曲、幅広く演奏活動を行っている稲葉美和とのコラボレーション作品制作を行う。ふたりが持つ表現を融合させ、新しい世界観を演奏とパフォーマンスという身体的表現により、生身の人間が持つエネルギーをダイレクトに観客に届ける。さらに、志村翔太によるメディアアートの制作を会場に加え、新しい世界観を視覚的に深める。日本文化が古典の継承だけでなく、現代に息づき、未来への進化の可能性を持っていることを伝える。 〈プログラム〉 鮎の川、遠くの雨、海、深淵、二ひきの蛙、桜のさくころに
- 実施時期
- 2023年4月1日(土)-2日(日)
- 実施場所
- 澤田写真館(東京都文京区)
※事業概要等の情報は、助成をしている団体及び個人より提供されています。
プロフィール
【書彩家 結鶴】
「書で人と人を繋いでいく」—ピアニストとのセッションライブ、陶芸家とのコラボレーション作品制作など、多方面で活動を行う。近年の制作では、「心」を投影する世界観を追求し、紙と墨だけでなく、ガラス、鉄など異素材を使ったインスタレーションにも挑戦。ミラノ、台北等、海外でも作品展示やワークショップを行い文化交流にも力を注いでいる。
2019年国立新美術館で開催された「第6回躍動する現代作家展」にて最優秀賞受賞。2020年優秀賞、2022年躍動する現代作家賞を受賞する。東京学芸大学教育学部書道専攻卒業。結鶴書道教室主宰。