ことのは 箏×書
※採択時点での情報です。
- 採択団体・個人名
- 福田恭子
- 助成区分
- スタートアップ助成
- 助成タイプ
- 単年個人
令和4(2022)年度 第1回 スタートアップ助成



事業概要
地歌箏曲の演奏とかなの書を融合させることで、今までにない新たな世界観を作り出す。書家根本知氏の造詣の深い歌詞解説とともに、歌と書を通して、日本語の「ことば」の歴史と歌詞理解を深めることは、鑑賞者の想像力が高まり、曲の世界観に没入することができる。 また、会場の柳澤邸の庭の紅葉と、窓を開けた空間から聞こえる自然の風や空気の音・鳥の鳴く声などが、自然描写の多い演奏をより引き立てる。 日本文化の共演によって新たな文化発信の形を作り、伝統文化の継承に繋げる。 プログラム:《八重衣》・《夕顔》 (菊岡検校三絃作曲・八重崎検校箏手付) 出演者:箏・三絃 福田恭子 共演者:書家根本知 助演者:箏・三絃山水美樹 映像:山平敦史
- 実施時期
- 2022年12月4日(日)
- 実施場所
- 柳澤邸(東京都世田谷区)
※事業概要等の情報は、助成をしている団体及び個人より提供されています。
プロフィール
【箏曲演奏家 福田恭子】
東京藝術大学大学院博士後期課程修了。修了後は、同大学にて非常勤講師および教育研究時助手を務めた。これまでに中国・イギリス・ロシアにて海外演奏を経験。箏曲の研究と演奏の両面から、国内のみならず海外への邦楽発信に向け箏曲普及に努めている。日本文化の他分野とのコラボレーションを企画し、さまざまな思考・理念を取り入れながら多文化交流によって常に新たな客層の獲得と視野を広げた音楽作りを目指している。
また、東京藝術大学を卒業した若手演奏家による出張演奏サービスを運営し、後進への支援も行っている。