劇団ネモノ会第3回公演『J・A・C・K』
※採択時点での情報です。
- 採択団体・個人名
- 劇団ネモノ会
- 助成区分
- スタートアップ助成
- 助成タイプ
- 単年
令和5(2023)年度 第2回 スタートアップ助成



事業概要
再開発が進む地区に住む人と行政の、街を巡る演劇を行った。これは渋谷や新宿など東京の実際にある地区、そしてニューヨークにあるハーレムという地区もモデルにした。東京の街を映しつつ、日本だけには留まらない普遍性が高いテーマを提示することを可能にした。 出演者、スタッフは多摩美術大学に通う大学生を主に起用した。主宰である劇団ネモノ会を軸とした学生のみで公演を行う、という挑戦を試みたものである。公演をきっかけに外部公演への出演が決まった出演者が多くいる。 一方、現在の演劇は演劇関係者ばかり見に来るという閉鎖的な風潮がある。それを打破すべく、アフタートークに文化人類学の教授を招くという試みを行った。 作:永田那由多 演出:井上祥多 出演:安藤児珠・吉田美織・永田那由多・駒井珠里・菅原空宙・千莉
- 実施時期
- 2024年2月16日(金)-2月18日(日)
[配信] 2024年2月10日(土)-3月31日(日) - 実施場所
- 千本桜ホール(東京都目黒区)
※事業概要等の情報は、助成をしている団体及び個人より提供されています。
プロフィール
【劇団ネモノ会】
多摩美術大学演劇舞踊デザイン学科演劇舞踊コースの5人によって形成される劇団。シュールだがコメディを基調とする作品を素に、簡素な小道具と役者自身のフィジカルを用いて、無限の色彩を魅せることをモットーに活動。
劇団名である「ネモ」は、ラテン語で「誰でもない」という意味がある。枠組に対してどっちつかずで、社会に少し不適合なモノたちの集まり。また、「ネモ」と半角にすることによって「社/会」にビジュアルを寄せている。我々にとって演劇が「社会」である。