猿の橋実験舞台 トーキョー クライシス プラン
※採択時点での情報です。
- 採択団体・個人名
- 土方・中西メモリアル猿橋倉庫運営委員会
- 助成区分
- スタートアップ助成
- 助成タイプ
- 単年
令和5(2023)年度 第1回 スタートアップ助成



事業概要
猿橋倉庫は山梨県大月市にあり、かつての画家中西夏之のアトリエで、現在は土方巽の舞踏資料の収蔵庫である。本委員会は、日本を代表するこの二人の前衛芸術家の活動や業績を顕彰しつつ、この施設を拠点として賛同者とともに公演活動を行なっている。また、この広いスペースをスタジオとして、ダンスのクリエイションやワークショップ、さらにはライブイベントなどに広く提供し、活用することを図っている。
- 実施時期
- 2023年7月21日(金)-23日(日)
2023年10月6日(金)-8日(日) - 実施場所
- アトリエ第Q藝術(東京都世田谷区)
※事業概要等の情報は、助成をしている団体及び個人より提供されています。
プロフィール
【土方・中西メモリアル猿橋倉庫運営委員会】
アラン・カプローに代表されるニューヨークでのハプニングの運動に加えて、日本におけるハプニングの先駆者である舞踏家土方巽をはじめとする1960年代の前衛的な活動に注目することから始めた事業。土方巽の公演の記録映像を見ることで1960年代の舞台の前衛を紹介しつつ、2020年代の現代の日本において、独自のダンスや身体表現を追求しているダンサーたちの実験的な表現を、7月と10月の2回にわたる発表でステップを踏みつつ展開することができた。加えて、この10月〜11月にメキシコで「土方巽展」を開催したメキシコのダンサーたちを招聘し、メキシコの特異な前衛のダンスを実演と映像で公開した。本事業における生々しい身体の発見と多様な表現のスタイルの追求は、拠点におけるクリエイションと公開の場での実践をもって広がりと可能性を見出すことができる事業となった。