第15回 プラハ カドリエンナーレ PQ2023
※採択時点での情報です。
- 採択団体・個人名
- 一般社団法人日本舞台美術家協会(JATDT)
- 助成区分
- 東京芸術文化創造発信助成
- 助成タイプ
- 単年
令和4(2022)年度 第2期 東京芸術文化創造発信助成 カテゴリーI 単年助成



事業概要
2023年6月、プラハ市で第15回 Prague Quadrennial(通称PQ)が開催された。PQは1967年から4年毎に開催されている国際舞台芸術展である。発足当時は舞台美術の展示が主であったが、今では世界各国から集まったアーティストや舞台芸術を専攻する学生たちが、それぞれの展示空間で独自の演出を展開し多くの来場者を楽しませている。一般社団法人日本舞台美術家協会は半世紀以上に渡りPQに参加し続けており、開催15回目となる今回は、ECR(Exhibition of Countries and Regions)部門とSE(Student Exhibition)部門にブースを構えた。ECRではコロナ禍の日本の舞台と美術家をオンラインライブで紹介し、その中の3作品の美術模型と「触る模型」を展示して、視覚と触覚で舞台美術を知る体験してもらった。SEでは共にプラハへ渡った90名の大学生がパフォーマンスを行った。パンデミックという共通体験を経て各国の舞台人が再び集まったPQ2023は、世界の舞台芸術がまた一つの転換期を迎え、新しい時代に入ったことを我々に強く感じさせた。
- 実施時期
- 2023年6月8日(木)―18日(日)
- 実施場所
- ホレショヴィツェ市場 (プラハ/チェコ共和国)
※事業概要等の情報は、助成をしている団体及び個人より提供されています。
プロフィール
【一般社団法人日本舞台美術家協会】
JATDTは舞台芸術において視覚的・美術的立場から演出に参画する創作者と技術者、ならびに舞台美術教育者、研究者が集まった、舞台美術家のための職能団体である。1958年の発足以来、日本の舞台芸術全般の発展と高揚に貢献し、舞台美術家の創作環境の向上を目指すため、「創作活動に対する支援」「社会的地位の確立」「人材の育成」「専門的技術の記録、保存」等を主な目的とし、様々な事業活動を行なっている。