伶楽舎 子どものための雅楽コンサート2021
※採択時点での情報です。
- 採択団体・個人名
- 一般社団法人 伶楽舎
- 助成区分
- 東京芸術文化創造発信助成
- 助成タイプ
- 単年
令和2(2020)年度 第2期 東京芸術文化創造発信助成 [単年助成プログラム]



事業概要
雅楽は千年以上の歴史を持つ日本の伝統芸術でありながら、他の邦楽・洋楽に比べ、普段聴く機会が極端に少ないジャンルである。これまで連綿と続いてきた雅楽を次世代へさらに継承していくためには、多くの人々に向けて、とりわけ子どもや初めて雅楽を聴く人のための入門的な雅楽公演を開催することで、雅楽に関心を寄せる人々を増やし、雅楽鑑賞人口の増加、雅楽のより一層の普及をめざした。 舞を伴った古典雅楽作品である「還城楽」や、伶楽舎の創立者である芝祐靖による子ども向けの語りつき作品「カラ坊風に乗る」、山根明季子氏による雅楽の音そのものの面白さに焦点を当てた「星のテンテンテン」を演奏し、雅楽の多角的な魅力を紹介し、子どもたちを対象に雅楽器の体験会も行った。
- 実施時期
- 2021年7月17日(土)
- 実施場所
- 千日谷会堂本堂(東京都新宿区)
※事業概要等の情報は、助成をしている団体及び個人より提供されています。
プロフィール
【伶楽舎】
雅楽演奏グループ。1985年に芝祐靖が創立。現音楽監督・宮田まゆみ。発足以来、現行の雅楽古典曲だけでなく、廃絶曲の復曲や正倉院楽器の復元演奏、現代作品の演奏にも積極的に取り組む。これまでに湯浅譲二、一柳慧、池辺晋一郎、北爪道夫、細川俊夫、猿谷俊郎、伊佐治直、山根明季子などに新作を委嘱。また、武満徹「秋庭歌一具」は発足当初より重要なレパートリーの一つで、国内外で再演を重ねる。2002年中島健蔵音楽賞特別賞受賞。「伶楽舎第十三回雅楽演奏会~武満徹 秋庭歌一具」で第16回佐治敬三賞受賞。2020年ENEOS音楽賞邦楽部門受賞。