インタラクティブアート「multi-lingua-body」の展示
※採択時点での情報です。
- 採択団体・個人名
- 眞鍋美祈
- 助成区分
- スタートアップ助成
- 助成タイプ
- 単年個人
令和4(2022)年度 第1回 スタートアップ助成



事業概要
体を動かして言葉を選択することによって、多数の言語で゙韻を踏む体験型インスタレーション「multi-lingua-body」の展示を行った。プロジェクションされた母国語の単語を移動によって選択すると、選択した語と同じ意味をもつ押韻可能な母国語以外を含む言語による読み上げが起こる。意味によってなされた選択が、世界の言葉の音のデータベースによって、音楽的な心地よさを生む。この体験は、音としての言葉と記号としての言葉の両方の性質を利用した表現の可能性を、より音に向けて拡張する。韻をふむこと、音楽を作ることを普段しない人も本展示を体験し、新しい音を自らの体の動きによって生み出すことを楽しんだ。 技術協力:高嶺航, Richard Sahala Hartanto, 有住 拓杜 音楽:前野 怜太, 映像:福林 開
- 実施時期
- 2022年11月18日(金)-22日(火)
- 実施場所
- Gallery Hitch Hiker Tokyo(東京都渋谷区)
※事業概要等の情報は、助成をしている団体及び個人より提供されています。
プロフィール
【眞鍋 美祈】
東京を拠点に活動。主に体と言葉に関わるインタラクティブな作品を制作している。
東京大学機械工学科、東京大学大学院学際情報学府学際情報学専攻先端表現情報学コース卒業。
受賞歴にSICF20 ワコールスタディホール京都奨励賞、日本感性工学会 優秀発表賞、第3回アート&デザイン新世代賞特別賞、エンターテイメントコンピューティング学会 ベストビデオ賞など。
展示歴に東京大学制作展 “Dest-logy”、個展「ことばにさわる」、SICF 20 Winners Exhibitionなど。