パレスチナ演劇上演シリーズ
「帽子と預言者」「鳥が鳴き止む時-占領下のラマッラー」
※採択時点での情報です。
- 採択団体・個人名
- 名取事務所
- 助成区分
- 東京芸術文化創造発信助成
- 助成タイプ
- 単年
平成31(2019)年度 第1期 東京芸術文化創造発信助成 [単年助成プログラム]

鳥が鳴き止む時 撮影:坂内太

帽子と預言者1 撮影:坂内太
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事業概要
パレスチナ文学を代表する作家、ガッサーン・カナファーニーの「帽子と預言者」翻訳は渡辺真帆、出演は内藤裕志、山口眞司、滝沢花野他。この作品は得体の知れない「モノ」が喋るという非常に演劇的で、ある種のメタファーになっています。作品のテーマは、差別と偏見、紛争、失われた多様性です。もう一方は2002年の作品で、イスラエル軍によるパレスチナ自治区ラマッラーへの侵攻を描いたラジャ・シェハデによるドキュメンタリータッチのモノローグ劇「鳥が鳴き止む時-占領下のラマッラー」翻訳は吉原豊司、出演は田代隆秀です。2作品を見較べ、パレスチナの変遷の有り様をも知って頂きたい。安全地帯にいる日本に問題を提起し、考え、対話するきっかけになればと思い上演することに致しました。2作品共本邦初演、演出は生田みゆきです。
- 実施時期
- 2020年2月20日(木)-3月1日(日)
- 実施場所
- 「劇」小劇場(東京都世田谷区)
※事業概要等の情報は、助成をしている団体及び個人より提供されています。
プロフィール
【名取事務所】
別役実海外交流シリーズ、カナダ演劇最新作連続公演、ロシア現代劇連続上演シリーズ等の連続上演の他、海外公演、自治体のプロデュース公演、コンテンポラリーダンスのプロデュースを手掛けている。イプセン現代劇連続上演は12作品を上演した。