「がらんどうの庭」展示及び舞踏公演
※採択時点での情報です。
- 採択団体・個人名
- 石井則仁
- 助成区分
- 東京芸術文化創造発信助成
- 助成タイプ
- 単年個人
令和3(2021)年度 第1期 東京芸術文化創造発信助成 カテゴリーⅠ 単年助成



事業概要
【空間美術展示】 作品「天華」は天井から吊られた約300本の生の薔薇が日々変化/劣化していく様子を用い生から死への時間経過を表現している。展示作品には劣化や乾燥など変化していく素材(生花等)と人工物(造花等)のように対比される素材を用いている。 【舞踏】 展示作品の下で舞踏「がらんどうの庭」が踊られる。身体を殻として使い、様々なものに変異/変容させることで「死生観」「生が朽ちること」を表現している。舞踏「がらんどうの庭」振付が既になされた作品であり、音楽による影響を受けない身体性を以って舞台に臨んでいる。これは変わらないものを身体で表現しているものである。共演者は連日変更となる。共演者は無音で振付のみを収録した動画を事前に視た上で当日を迎える。双方合同でのリハーサルは無く即興性の高い公演となる。また、観客は公演後に配布される舞踏譜を読むことでより舞踏の世界を理解し、作品を読み解く一助としている。 舞踏手 石井則仁 共演者 山崎円城・原知恵子・辻祐・スズキヤスヒロ・Darie・HIKO
- 実施時期
- 2021年7月25日(日)-8月1日(日)
- 実施場所
- gallery shell102(東京都武蔵野市)
※事業概要等の情報は、助成をしている団体及び個人より提供されています。
プロフィール
【石井則仁】
2007年よりダンスソロ活動を開始し、現代人の肉体に宿る狂気と普遍性のある美をコンセプトに人間の心理に働きかけ、社会の真理を問う舞台芸術作品を作り続ける。2010年より舞踏カンパニー山海塾に在籍し、自身の活動も含め27カ国75都市以上で公演を行う。 ダンサーの活動と並行し2012年にDEVIATE.CO(プロデュースカンパニー)を立ち上げ、多くの企画を実施。2017年より「がらんどうの庭」空間美術展示&舞踏公演を継続開催。