第4回 ドキュ・メメント
※採択時点での情報です。
- 採択団体・個人名
- ドキュ・メメント実行委員会
- 助成区分
- 東京芸術文化創造発信助成
- 助成タイプ
- 単年
令和2(2020)年度 第1期 東京芸術文化創造発信助成 [単年助成プログラム]



事業概要
ドキュメンタリー制作者たちが、既存のメディアでは伝えきれないことを表現しようと始めた祭典。街の居酒屋にスクリーンを立て、作る人・出る人・見る人が混じり合い、次の社会への考えや行動を生んできた。2020年、コロナ禍は日本社会のパンドラの箱を開け、様々な問題を露わにした。4年目を迎えたドキュ・メメントは、コロナ禍の日本で “どう生きるか” を体現した人たちを招き、映像と共にその言葉を聴く場を作った。“自助”を優先する「優しくない社会」に疑問を投げかける反貧困ネットワークの瀬戸大作さん、目の敵にされる歓楽街・歌舞伎町を町場で見つめてきたラッパーのアポロさん、30年近く日本に住みながら、難民認定されないまま移動制限を続けてきたアリさんなど、今の日本社会の真相にある課題に直面する人たちの声を届けた。会場では観客数を限定し、オンラインで同時配信を行った。
- 実施時期
- 2020年12月5日(土)―6日(日)
- 実施場所
- 一龍 屋台村(東京都品川区)
※事業概要等の情報は、助成をしている団体及び個人より提供されています。
プロフィール
【ドキュ・メメント実行委員会】
ドキュメンタリーの新しいあり方を社会に提案し、ドキュメンタリーをカルチャーにすること、作り手が理想とする環境を自分たちで作ることを目的に掲げ、映像作品の制作やイベント運営を行う。2017年に設立、東京・品川で毎年ドキュ・メメントを開催。放送とも劇場とも異なる体験型のドキュメンタリーを創造しながら、社会と結びついた新しい表現の形を模索している。作品は、ネット・テレビ・映画への展開の他、英Gardian誌のWebサイトでも公開。