国際シンポジウム「カタストロフの時代の美術:アーティストと文化施設の取り組み」
※採択時点での情報です。
- 採択団体・個人名
- ラーニング・プロジェクト実行委員会
- 助成区分
- 東京芸術文化創造発信助成
- 助成タイプ
- 単年
平成30年度 東京芸術文化創造発信助成 [単年助成プログラム] 第1期



事業概要
カタストロフ(大惨事)に直面した時、美術はどのような役割を果たせるのか。その可能性を多様なゲストを迎えて考察する。東京版では、オックスフォード大学のアンソニー・ガードナー氏の基調講演のあと、パネルⅠでは、出展アーティストや研究者とともに人間の危機的状況における「アートの力」について考え、パネルⅡでは、東日本大震災にフォーカスし、美術館を含む文化施設の動きやその後のアート界における変化について語り合うプログラム。 出演:アンソニー・ガードナー(オックスフォード大学ラスキン・スクール・オブ・アート所長)、シェバ・チャッチ(アーティスト)、レンゾ・マルテンス(アーティスト)、セダール・タマサラ(アーティスト、CATPC副代表)、米田知子(アーティスト)、蔵屋美香(東京国立近代美術館企画課長)、高田彩(ビルド・フルーガス代表)、竹久侑(水戸芸術館現代美術センター主任学芸員)、エミリア・テラティーノ(オックスフォード大学ラスキン・スクール・オブ・アート博士研究員)、ジェイソン・ウェイト(オックスフォード大学ラスキン・スクール・オブ・アート博士号課程在籍) モデレーター:近藤健一(森美術館キュレーター) オックスフォード版では、Art in a Time of Catastrophe: Ecologies of Resistanceと題し、ニューヨークe-Fluxのライター、ブライアン・クアン・ウッドを基調講演に迎え、藤井光(アーティスト)、近藤健一(森美術館キュレーター)が展覧会から登壇。更に、サブ・コーソー(ライター)、ヒラ・ハビ(アーティスト)が登壇し、ロス・グレイ(ロンドン大学ゴールドスミスカレッジ教授)とジェイソン・ウェイト、エミリア・テラティーノがモデレーターを務めた。
- 実施時期
- 2018年12月15日、2019年2月21日~22日
- 実施場所
- アカデミーヒルズ(東京都港区)
オックスフォード大学クライストチャーチカレッジ レクチャーシアター、
ラスキン・スクール プロジェクトスペース
(オックスフォード/イギリス)
※事業概要等の情報は、助成をしている団体及び個人より提供されています。
プロフィール
【ラーニング・プロジェクト実行委員会】
ラーニング・プロジェクト実行委員会は、社会と現代美術の実践についてのシンポジウムを日本国内外で開催し、議論を深め広く一般に公開することで、現代美術における「学び」と国際的な文化・芸術の教育普及に資する活動を目的としている。本プログラム企画の主要メンバーである森美術館スタッフとオックスフォード大学関係者を中心に構成し、本プログラム開催のために設立された。