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巣鶴鈴慕 VERSUS 鶴の巣籠り

※採択時点での情報です。

採択団体・個人名
日本尺八演奏家ネットワーク(JSPN)
助成区分
東京芸術文化創造発信助成
助成タイプ
単年

平成30年度 東京芸術文化創造発信助成 [単年助成プログラム] 第1期

事業概要

尺八音楽の代表的な伝統曲「巣鶴鈴慕」「鶴の巣籠り」は、鶴の子育てから巣立ちまでの親子の情愛を共通の曲想とし、各流各派に同名の楽曲が存在し現代でも取り上げられることが多い楽曲である。多くの同名異曲が存在するということは、特徴的な手法や奏法を大切にしながら革新的なアレンジを繰り返してきたのではないかと考えられる。そのような名曲を、現代の名手たちが一堂に会し競演した。各流各派に伝わる楽曲は勿論のこと、文献や音源を基に研究した独自の解釈による演奏や、現代の作曲家や会員による新作や大編成での演奏もお聴き頂いた。


<プログラム> 【第1部/古典曲】
琴古流本曲「巣鶴鈴慕」
布袋軒伝「鶴之巣籠」
都山流本曲「鶴の巣籠」
蓮芳軒・喜染軒「鶴の巣籠」
【第2部/現代曲】
田野村聡 作曲:「寂滅の詩(じゃくめつのうた)」~鶴の一生に寄せる~[新作初演]
高橋久美子 作曲:パレストリーナ対位法による変容「鶴の巣籠」(2007)
三宅一徳 作曲:「CraneSpotting」3群の尺八アンサンブルのための[新作初演]

実施時期
2019年5月10日(金)
実施場所
豊洲シビックセンターホール(東京都江東区)


※事業概要等の情報は、助成をしている団体及び個人より提供されています。

プロフィール

【日本尺八演奏家ネットワーク】
「尺八音楽および尺八演奏家の価値を高め、日本文化の発展普及に寄与すること」を主たる趣旨とし、尺八のプロ演奏家のみで構成され2018年7月に設立。尺八の音楽の多様性や個性を認識した上で、楽器そのものの研究や改良、楽曲の研究や分析、奏法や指導に関する情報の共有などを深めながら、豊富な経験を元に柔軟な発想や演奏力をもって、新たな尺八音楽発信の源となる事を意図して活動を続けている。